2017年4月20日木曜日

北朝鮮とアメリカが戦争をはじめたらどうなるのだろうか?

What A War With North Korea Would Probably Look Like
Apr 19, 2017 11:33 PM
Authored by Brandon Smith via Alt-Market.com

北朝鮮とアメリカが戦争するとどうなるかについてブランドン・スミス氏が Alt-Market.com に投稿しています。
それほど長い文章でもないのですが、他に読むものもいっぱいあるので太字部分を中心に見ていきましょう。

外国の挑発に対するアメリカ軍の動きは過去にも似たような例がありましたが、今回の対北朝鮮のケースはいままでと違う感じがするそうです。
海軍を派遣すること自体が問題なのではなく、ベトナム戦争のきっかけになったトンキン湾事件がアメリカ側のでっちあげであったこと、つまり海軍を派遣すること自体が戦争への危険性を孕んだものである、と。
以下、ポイントごとに見ていきます。

  • まず北朝鮮の防空体制
北朝鮮の対空ミサイルは地下に格納されているので、アメリカ軍が北朝鮮を叩こうとするなら上陸作戦がもっとも効果的です。

  • その地下施設
地下施設は空爆では破壊できないので、地上軍を投入するしかありません。

  • 迎え撃つ北朝鮮の歩兵隊
北朝鮮の歩兵は95万人プラス800万人の予備兵。うち20万人は高度に訓練されています。アメリカ軍はアフガンと同じような山岳地帯で空からの援護なしの戦いを覚悟するべきでしょう。

  • 核オプション
北朝鮮にとって核を先制行使するのは自殺行為。いっぽうでアメリカ軍が上陸してしまったら、アメリカ側が核を使うわけにいかなくなる、と同時に北朝鮮にとって核を使うことが有効なカードになります。侵略された側だし。

  • 中国オプション
アメリカ軍が北朝鮮に上陸したら中国と直接対峙することになる。米中の経済関係は破綻する。つまりアメリカが北朝鮮と戦争するというのはそれだけですまない。

戦争を始めるとき将軍たちはかならずといっていいほど「電撃速攻で勝敗をつける」というのだが、実際にそうなった例はない。本当にこの戦争はやる価値があるのかどうか問い直してもらいたい。云々。

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