2022年12月27日火曜日

プーチン大統領、旧ソ連諸国への「脅威」について語る

https://www.rt.com/russia/568942-putin-eurasia-cis-external-threats/

2022年12月26日 15:00

ロシアのプーチン大統領は、ポスト・ソビエト共和国は、安全保障に対する外部からの脅威の増加に直面している、と述べた。 

月曜日にサンクトペテルブルクで行われた独立国家共同体(CIS)の伝統的な非公式首脳会議で、プーチン大統領は、地域のアクターは時に異なる意見を持つものの、あらゆる紛争を解決するために協力する用意があると強調した。

プーチン大統領は、「友好の輪」はCIS加盟国が「真の戦略的パートナーシップ、相互利益、すべての国の利益の尊重という精神で」協力する準備ができていることの証しであると指摘した。

プーチンは、CISが地域の安全保障と安定を支える役割を果たしていることを強調した。「残念ながら、この地域における課題や脅威は、主に外部からのものであり、年々増大している」と述べた。このような背景から、CISの情報機関やその他の安全保障機関が緊密に連絡を取り合っている、と付け加えた。

プーチンは、CISのメンバーが時に対立することを認めた。「重要なことは、我々は協力する用意があり、意欲があるということである。」

ロシアの指導者によれば、CIS加盟国間の協力の深化は、社会・経済問題への取り組みに役立ち、地域の安全保障に貢献することから、「両国民の基本的利益に沿うもの」だという。

また、プーチン大統領は、CIS加盟国が文化的・歴史的に緊密な関係にあり、ロシア語は「多国籍国家をまとめる強力な力」であると指摘した。

プーチン大統領は、西側諸国がソ連崩壊後の空間において、「あらゆる分野で独裁政策を追求するために、新たな紛争を誘発するシナリオを考案している」と非難した後の発言であった。9月に行われたCIS諸国の治安機関長との会談では、ウクライナ紛争をその例として挙げている。

CISは、ソ連解体後に旧ソ連邦の一部で結成され、経済・政治・軍事面で協力を進める。プーチンのほか、アゼルバイジャン、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの首脳が出席した。 

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