北部の「潜入者」を追い詰めるイスラエル

https://www.zerohedge.com/geopolitical/israel-hunting-down-infiltrators-north-amid-shelling-lebanese-hezbollah

2023年10月9日月曜日 - 午後10時50分

イスラエルにとって「最悪の悪夢」のシナリオが展開されている。レバノン南部からイスラエル北部への散発的な砲撃とミサイル発射が週末に報告された後、レバノンのヒズボラが紛争に加わっていることが明らかになりつつある。

日曜日から、ヒズボラは声明の中で、「パレスチナの抵抗」と連帯してイスラエルの陣地に対して「大量のロケット弾と砲弾」を撃ち込んだことを確認した。そして月曜日には、イスラエル側からの新たな攻撃と報復砲撃のビデオが広く出回っている。イスラエルのヘリコプターが国境沿いで活動し、ヒズボラの侵入者を阻止しようとしているとの報告もある。

日曜日から、ヒズボラ幹部はイスラエルとレバノンの国境での新たな敵対行為への関与を宣言した：

レバノンのニュースサイト、ナハルネが報じたところによると、「責任は、わが国のすべての息子たちに中立でないことを義務づけており、われわれは中立ではない」とサフィ・アルディンはベイルートでの親パレスチナ集会で語った。

ヒズボラ幹部は、同グループによるイスラエルへの砲撃に言及し、次のように述べた： 「レジスタンスは今朝メッセージを送った。我々の土地を占領している敵を標的にするのは我々の権利であり、イスラエルはこのメッセージをよく読まなければならない」と述べた。

この最初の砲撃とミサイル発射の多くは、1981年にイスラエルに併合されたシリアのイスラエル占領地ゴラン高原で発生したと伝えられている。双方の死傷者数は不明であり、公表されていない。

地域メディアで報道されているヒズボラの別の声明は、「パレスチナはウクライナではない。もしアメリカが直接介入すれば、この地域にあるすべてのアメリカの拠点はレジスタンス軸の正当な標的となり、我々の攻撃に直面する。そしてこの日、レッドラインは存在しなくなる。」

ヒズボラとの新たな紛争が勃発すれば、イスラエルがイランの拠点を標的にする。

週末のウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道では、数百人のイスラエル人の死者を出した土曜日のハマスによるイスラエル南部への侵攻に、イランが資金を提供し、組織化を手助けしたとされている。

地域アナリストのサミュエル・ラマニによると、「ヒズボラは、ゴラン高原とレバノン・シリア国境の交差点にあるシェバア農場の3箇所にミサイル攻撃と大砲攻撃を行った」と主張している。これには以下が含まれる：

レーダー
ザブディ
ルワイサット・アル・アラム

イランについては、ハマスの攻撃の背後にあることを否定している。「イランの国連代表団は、イランがハマスのイスラエル攻撃に関与しているとの主張を否定した、と半公式のイラン学生通信が代表団メンバーであるアリ・カリミ・マカム氏の発言を引用して報じた」とブルームバーグは指摘している。

イラン政府の声明にはこうある：「われわれはパレスチナの側に立ち、同情をもって断固として支援する。しかし、パレスチナの対応にわれわれが関与することはない。」