フーシ派、紅海の船をドローンで攻撃 米国のテロ指定発効日に

https://www.zerohedge.com/geopolitical/houthis-strike-red-sea-ship-drone-day-us-terror-designation-takes-effect

2024年1月18日木曜日 - 午前07時45分

水曜、バイデン政権がイエメンのフーシ派（またはアンサール・アッラー運動）を世界的なテロ組織として再指定した矢先、同組織は紅海で再び商業船に攻撃を仕掛け、直撃した。

英国海上貿易オペレーションズ（UKMTO）は、イエメンのアデンから南東に60海里の地点で発生した事件について、新たな警告を発した。報告書によると、船舶が無人空中システムによって左舷を攻撃された。

週末以来、この重要な水路で深刻な攻撃事件が頻発している。前の攻撃より小規模であった。

イエメン人グループのスポークスマンは、ワシントンのテロ指定に特に反応し、ロイター通信に「イスラエルに向かう紅海の船への攻撃は続く。」と語った。

ホワイトハウスからの水曜日の発表は、2015年以来残忍な戦争を繰り広げている反政府勢力とサウジアラビア・アラブ首長国連邦連合との和平を達成する努力の一環として、イランに関連するグループが登録解除された2021年の決定を覆した。

水曜日のテロ指定の詳細によると：

イスラエルのガザに対する戦争に対抗して、フーシ派が重要な紅海航路の船舶を攻撃したり、ハイジャックしたりするために使用してきた資金や武器を遮断することを目的としている。

「これらの攻撃は教科書的なテロの定義に合致する」と、発表に先立って記者団に説明した3人の政権高官のうちの1人は、匿名を条件に語った。

ホワイトハウスのジェイク・サリバン国家安全保障顧問は、フーシ派が紅海での攻撃を止めれば、30日後に発効するこの指定は再評価される可能性があると述べた。 

ガザの民間人の死者が急増していることから、イランはフーシ派への資金提供や支援も辞さない。米軍によるイエメンへの空爆は続き、フーシ派によるドローンやミサイルの発射が続く。

海事監視の情報源であるTanker Trackersによると、船舶がますます興味深い安全対策を選択するようになっている。「イスラエル（一部、米国）とは無関係であるというAISメッセージを流す船舶が世界中に50隻近くあり、その中には大西洋からマレーシアに向かうため紅海地域を一切通過しない船舶も含まれている。」