ドイツ車はロシアのガス無しでは走れない?BMWの生産責任者
https://www.rt.com/business/555957-russian-gas-german-automakers/
2022年5月23日 15:24
ドイツの天然ガス消費量の40%近くを自動車メーカーが占めている
ロイターが引用したBMW生産チーフのミラン・ネデルイコビッチ氏によると、ドイツの自動車メーカー大手BMWは、ロシアなど外国の輸出国から届く天然ガスの納入への依存度を減らすため、太陽光、地熱、水素エネルギーへの投資を模索している。
ネデルイコビッチは、2021年のエネルギー消費の54%を天然ガスに依存している自動車メーカーが、工場にソーラーパネルを追加することを検討しており、現在ライプツィヒ工場への水素輸送計画について地元当局と協議中であると述べた。
「水素は、ガス需要を下げる、あるいは完全に補うのに非常に適している」と彼は言った。
この経営者は、ロシアのガス供給が、GDPの5分の1近くを占めると言われる産業全体にとって不可欠であることを認めている。
「我々の産業は、ドイツの天然ガス消費量の約37%を占めています」ロシアからのガス供給が停止した場合、BMWの工場はどうなるのかという質問に対して、トップ・マネージャーはこう答えた。
BMWだけでなく、この業界全体が立ち行かなくなるでしょうね。」
同社はまた、ハンガリーのデブレツェンにある新しい生産拠点で、ソーラーパネルと地熱エネルギーの利用を検討している。この拠点は、化石燃料を一切使わずに操業する世界初の自動車工場となる予定だ。
ハンガリーのエネルギー供給の半分近くを占めながら、ドイツでは現在段階的に廃止されている原子力の可能性について、ネデリコヴィッチ氏はこういう。
「原子力は、特にこの不安定な時代には、安定したエネルギー源となり得る。ハンガリーでは、再生可能なエネルギーを使って生産しています」と答えた。
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