2022年5月24日火曜日

JPモルガン、米富裕層への衝撃的な警告を発表

https://www.rt.com/business/555943-us-wealth-shock-warning-jpmorgan/

2022年5月23日 11:44

家計は今年、9兆ドルの損失を被る可能性があるとエコノミストは述べている。

ブルームバーグが見たJPMorgan Chaseのメモによると、激しい市場の下落の中で、米国の家計資産は今年これまでに少なくとも5兆ドル減少しているとのことだ。この損失は、年末までに9兆ドルに達する可能性があるという。

この報告書によると、米国の億万長者は市場の暴落で最も大きな損失を被っており、彼らの総資産は11月のピーク時から8000億ドル近くも暴落した。

データによると、年初来、S&P500種指数は18%下落し、ナスダック100種は27%、ブルームバーグの暗号通貨指数は48%急降下した。

金利の急騰が痛手に拍車をかけている。過去数十年で最も高いインフレに悩む米連邦準備制度理事会は、景気減速のリスクがあるにもかかわらず、アメリカ人に支出を抑制するよう求めている。

JPモルガンのエコノミストは、家計の純資産が全体的に減少することは、負のショックとなり、今後1年間の成長の足を引っ張ることになるだろうと書いている。

米連邦準備制度理事会(FRB)によると、米国の家計と非営利団体は2021年末に約170兆ドルを保有している。その半分以上は不動産と株式である。

全米不動産協会チーフエコノミストのローレンス・ユン氏は、ブルームバーグの報道を引用し、「住宅価格の上昇と住宅ローン金利の大幅な上昇が、購入者の活動を低下させている」と述べた。今後数カ月は、さらに下落が続くと思われる。

FRBの推計によると、米国の株式と投資信託の保有資産の半分以上を上位1%が占め、下位90%は12%未満しか保有していない。一方、不動産については、下位90%が全体の半分以上を保有し、上位1%が14%未満を保有している。

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