国連、ウクライナによるドネツク産科病院への攻撃報道を「極めて厄介なこと」
国連は、ウクライナの攻撃が分離独立したドネツク人民共和国内の産科病棟を襲ったという報告を知っていると、ステファン・ドゥジャリック国連報道官は声明で述べた。
「ドネツクの産科病院に関する報道を目にした。これは極めて厄介なことだ。民間インフラ、特に医療施設への攻撃は、明らかに国際法違反だ」と、ドゥジャリクは月曜日に述べた。
月曜日、スプートニクの特派員は、ウクライナの砲弾がドネツクの産科病院の屋根に命中し、陣痛中の女性は建物の地下に避難したと報じた。スタッフの迅速な行動のおかげで、死傷者は避けられた。
また、国連は月曜日、ウクライナ軍によるドネツクへの砲撃が強まり、市内の市場に対する攻撃で3人が死亡、18人が負傷するなどする中、ウクライナのすべての紛争当事者に国際人道法を尊重するよう促した。
これに対し、ロシアのドミトリー・ポリアンスキー国連第一副代表は、ウクライナ軍による砲撃について、西側メディアによる非難が見られないと述べた。
「西側メディアの反応はどこだ?BBCWorld、@ReutersWorld、@AFPなどは、マリウポルの産科病院がウクライナの民族主義者によって射撃場として使われ、被害を受けていると叫んでいたが?#ウクライナは意図的に市民を標的にしている。非難の言葉はないのだろうか?ポリャンスキーはツイッターにそう書き込んだ。
一方、ウクライナ軍による砲撃でドネツクの市民が1日早く死亡したため、ドネツク住民の犠牲者は1日からの累計で5人になったと、停戦調整合同センター(JCCC)のDPR代表部が夜、明らかにした。
この日全体では、ドネツクは2015年以来最も集中的な砲撃にさらされた。ウクライナ軍はほぼすべての地区で砲撃を行い、プロレタルスキー地区、クイビシェフスキー地区、ペトロフスキー地区、キエフスキー地区が攻撃の矢面に立たされた。
ドネツク人民共和国は集中砲火を受け、ロシア軍の追加配備を要請している。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム