2022年6月29日水曜日

ウクライナ、焼失したショッピングモールに隣接する工場をロシアのミサイルが攻撃したことを確認

https://www.rt.com/russia/558016-ukraine-russian-missile-hit/

2022年6月28日 18:54

モスクワによると、この攻撃により、兵器の備蓄に使われていた工場に大きなクレーターができた。

ロシア軍は月曜日、ウクライナの都市クレメンチュグにあるクレドマシュ車両工場を標的としたことを、同工場のニコライ・ダニレコ監督委員会会長が確認した。この工場は、ミサイル攻撃後に炎上し、18人が死亡、50人以上が負傷したと報告されたショッピングモールのすぐ隣に位置する。

ダニレコ氏が地元メディアに語ったところによると、この工場は民間の施設で、1989年以来、軍用車やその部品を生産していなかった。工場の従業員はこの攻撃で負傷していないと付け加えた。

地元メディアが放映した現場からの映像では、工場の格納庫の1つの中央に大きなクレーターがあることが示されている。この攻撃は建物に大きな被害を与え、屋根や壁の一部を吹き飛ばし、地下の配管を破裂させた。

キエフは、モスクワがショッピングモール自体を意図的に攻撃したと非難したが、ロシア軍は、クレドマッシュ工場の敷地内にある西側から供給された兵器の備蓄を狙ったものであると主張した。破壊された兵器が二次的に爆発し、ショッピングモールに延焼したとロシア軍は主張している。

ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、空爆時、ショッピングモールには「1000人以上の民間人」が訪れ、ぎっしりと人が詰まっていたと主張した。しかし、空爆直後に撮影された現場の映像によると、ショッピングモール脇の駐車場にはほとんど人がおらず、軍服を着た数人の武装集団がその周辺を歩き回っていた。

クレメンチュグ市長は、民間人の死傷者の責任は会場の運営者にあるとし、空襲が迫っているという警告を無視したことを非難した。

「ウクライナは戦争中であり、空襲警報を無視することは犯罪であり、アムストール(モール)の悲劇はそれを改めて示した」と、同市長のヴィタリー・マレツキー氏はソーシャルメディアに書き込んだ。

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