2022年6月29日水曜日

トルコ、フィンランドとスウェーデンのNATO招致支援に合意

https://www.zerohedge.com/geopolitical/biden-press-erdogan-finland-sweden-turkey-seeks-f-16s-madrid-meeting

2022年6月29日(水)

スペインのマドリードで開催されているNATO首脳会議の初日の終わりに、ウクライナ戦争に関連する北欧の加盟問題でトルコが譲歩した。NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、申請プロセスを妨げていた懸念が解決されたとして、スウェーデンとフィンランドの同盟への加盟を進めるための合意に達したと歓迎した。トルコ、スウェーデン、フィンランドは、合意に達した後、「共同覚書」に署名した。

エルドアン政権は一貫して、クルド人のテロリストグループ、つまり非合法のPKKとその関連団体へのスウェーデンやフィンランドの支援を非難してきた。エルドアンは北欧諸国に対し、指名手配中のPKKメンバーの身柄引き渡しを要求するまでに至っている。

アンカラがNATO加盟問題で譲歩するためには、バイデンがトルコに対して相当の譲歩をする以外にないだろうとの見方が強まってきていた。例えば、ワシントンがトルコをF-35ステルスプログラムに復帰させたり、EUのトルコに対する2019年の武器禁輸を撤回することだ。しかし、アンカラから見て最も緊急でタイムリーな問題は、新しいF-16戦闘機を獲得するための取引が停滞していることである。これも最近、ギリシャとの緊張を高める原因となっていた。

ロイター通信によると

トルコのエルドアン大統領は火曜日、今週開催されるNATO首脳会議でジョー・バイデン米大統領と会談し、アンカラが要求する新型F-16戦闘機の購入について、ワシントンが「時間稼ぎ」をしていると指摘し、協議すると述べた。

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