ロシア外務省 ロシア、天然ガス以外の商品にもルーブル払いの義務付けを検討

https://sputniknews.com/20220603/-russian-foreign-ministry-russia-considers-imposing-ruble-payments-for-goods-besides-natural-gas-1095974073.html

モスクワ（スプートニク） - ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は金曜日、ロシアは天然ガス以外の特定の種類の商品について、ルーブル支払いの要件を拡大する可能性を検討していると述べた。

ロシア産ガスに対する支払いの慣行が示すように、我々の取引先のほとんどは、新しいやりかたに合意している...」と述べた。ロシア製品の特定のカテゴリーに対するルーブル払いの範囲を拡大することに関して、そのようなオプションは常にテーブルの上にある」と、ザハロワはブリーフィングで述べた。

彼女は、モスクワは西側が「控えめに言っても、国際的な金融システムにおける地位を利用し続けることに疑問はない」と付け加えた。

「現実的に言えば、西側諸国はこの分野で、脅迫や威嚇の要素を用いて、単に操作を続けるだろう...。それは、彼らにとって不愉快な人々に対する彼らの伝統的なアプローチである」とザハロワは述べ、モスクワは、独立した国内および外交政策を追求すると主張するすべてのパートナーに、必要な結論を出すように助言していると付け加えた。

さらに、ロシアは今後、主要パートナーとの貿易・経済・投資関係において、自国通貨の割合を増やすという方針を維持するつもりだという。

ロシアのプーチン大統領は3月、政府と国営エネルギー大手ガスプロムに対し、ウクライナでの特殊軍事作戦をめぐりロシアに制裁を科した国へのガス納入をルーブル払いに切り替えるよう指示した。ガスプロムは、ブルガリア、ポーランド、フィンランド、オランダの輸入業者が新しい支払い方法を拒否したため、すでにガス配送を停止している。

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