2022年6月3日金曜日

食糧危機、燃料危機、インフレ危機はすべてグローバリストの政策から生じている

https://www.zerohedge.com/geopolitical/food-fuel-inflation-crises-all-stem-globalist-policies

木曜日、6月02、2022 - 08:32 PM

パトリシア・アダムスとローレンス・ソロモンがエポックタイムズで発表

世界のエリートたちは先週、世界が直面している深刻な危機の解決策について議論した後、ダボス会議を後にした。彼らは、危機がすべて自分たち自身が作り出したものであることに気づかず、到着したときと同じように去っていった。

例えば、エネルギー問題では、不足が米国と英国の歴史上最も高いガソリン価格をもたらし、何百万人もの人々に影響を及ぼしている燃料貧困を引き起こしている。何十年もの間、グローバリストの中心的な関心事であった気候変動の脅威がなければ、世界のエネルギー事情は根本的に違っていただろう。

カナダのタールサンドが悪者扱いされることもなく、カナダはキーストーンXLパイプラインやその他のパイプラインを建設し、大陸内外にこれまで以上に大量のエネルギーを輸送していたことだろう。

アジア、アメリカ、ヨーロッパの大西洋岸と太平洋岸に液化天然ガス施設が建設され、豊富な天然ガスを輸送し、受け入れていたことだろう。

「ネット・ゼロ」政策が新しい化石燃料施設の資金調達に支障をきたすこともなかっただろう。炭素税でエネルギーコストが高くなることもないだろう。

トランプ政権が気候変動に関する規制を縮小した途端、米国が瞬く間に世界最大の石油・ガス輸出国になったように、ヨーロッパも採掘や沖合での化石燃料開発の禁止を解除し、膨大な石油・ガス埋蔵量を開発できるようになれば、エネルギーに溢れるようになるはずである。燃料貧困の代わりに、ヨーロッパは燃料に恵まれていただろう。

気候変動政策を推進するグローバリストたちは、今から数世紀後とは言わないまでも、数十年後の地球を破滅から救おうとするならば、選択の余地はないと言っている。しかし、彼らが言わないのは、彼らの予言はコンピュータの気候モデルに基づいており、そのすべてがすでに間違っていることが証明されているということだ。

北極の氷が溶ける、ホッキョクグマの数が減る、竜巻が増えるなどという予言は一つも現実のものとなっていない。合理的な人々は、破滅の予言が将来実現するかどうかに異議を唱えることができる。グローバル主義者が過去に行った自由市場を無視した決定が、今日のエネルギー危機を生み出したことに、合理的な人々は異議を唱えることができない。

グローバリストの気候変動政策にもかかわらず、大気中の二酸化炭素は、現在400ppmに達し、記録的なレベルに達している。自然の肥料とも言われる二酸化炭素は、地球にとって恵みの雨となり、多くの作物を育んでいる。オーストラリアでは、小麦、大麦、キャノーラが記録的な収穫量となり、ソルガムもほぼ記録的な収穫量となった。世界第2位の小麦生産国であるインドは、今年の輸出量が過去最高となる見込みだ。ブラジルは記録的なトウモロコシ生産になるだろう。ロシアはまたもや記録的な収穫量で、世界最大の小麦輸出国となる。

とはいえ、飢餓は増加の一途をたどっている。国連は、「38カ国、4400万人が緊急レベルの飢餓に陥っている、世界食糧危機」の真っ只中にいると警告している。ここでも、食料を買えなくしているグローバリズムの政策に責任がある。

飢饉の主な原因は、パンデミックに対する従来の対応を放棄し、世界経済の大部分を実験的に封鎖するというグローバリストの決定によるサプライチェーンの混乱である。政府がCOVID-19ロックダウン理論を適用するというこの決定による混乱とコストは、世界の食糧流通システムを根底から覆し、食糧の価格を高騰させた。政府がロックダウンの間に妨げられた産業と個人を支援するためにお金を印刷したときに生じたインフレは、食料価格をさらに法外なものにした。

サプライチェーンの混乱に拍車をかけたのは、グローバリストがウクライナに数十億ドルの軍備を提供し、ロシアとウクライナの戦争を永続させることを決定したことである。その結果、かつてヨーロッパの穀倉地帯と呼ばれたウクライナの農業生産は崩壊し、小麦は44%、トウモロコシは39%減少した。

合理的な人々は、西側政府がロックダウンを実施し、資金を提供したこと、あるいはロシアとウクライナの戦争を永続させたことが賢明だったかどうかに異議を唱えることができるが、彼らの行動が今日世界が経験している飢饉の増加に拍車をかけたことに異論はないだろう。

グローバリストたちは、世界が自分たちの新しい世界秩序を必要としていると信じているかもしれない。しかし、彼らはまた、地獄への道は善意で舗装されているという格言を例証している。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム