2022年6月8日水曜日

ロシア、米国との核軍備管理協議に関心と表明

https://www.zerohedge.com/geopolitical/russia-says-its-interested-nuclear-arms-control-talks-us

水曜日、6月8、2022 - 03:00 AM

Authored by Dave DeCamp via AntiWar.com,

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は月曜日、ロシアはアメリカとの核軍備管理交渉に関心を持っているが、現時点ではそのような交渉が行われる可能性は低いと述べた。タス通信によると、

「我々は、ヨーロッパ、さらには世界の安全保障の分野における地殻変動を考えると、この問題について話し合いを続け、議論することが必要だと考えている。このような会談は必要であり、全世界が必要としている」とペスコフ氏は述べた。

ペスコフ氏は、ジョン・サリバン駐ロシア米国大使のコメントに関する質問に答えている。サリバン氏は、軍備管理が行われる可能性は今のところ低いと述べた。「おそらく、現時点では可能性は低いが、遅かれ早かれこの問題に戻る必要がある、という大使の意見に同意すべきだろう」とペスコフ氏は述べた。

タス通信とのインタビューで、サリバン氏は、軍備管理協議の準備をするように言われたわけではないと述べた。「確かに、ワシントンから準備をするよう指示されたことはない。一方で、米ロ間の最も重要な問題の一つでもある」と述べた。

米ロ間の核軍縮条約は現在、新STARTだけが残っており、それぞれの国が配備できるミサイル、爆撃機、核弾頭の数を制限している。昨年、バイデン大統領とロシアのプーチン大統領は、新STARTを5年間延長することに合意した。

先週、ある米政府関係者はニューヨーク・タイムズ紙に対し、2026年に期限切れとなる新STARTの後継について米ロが交渉することは「今のところほとんど想像できない」と述べた。

ワシントンとモスクワは軍備管理協議を行っていたが、ロシアが2月24日にウクライナに侵攻した後、バイデン政権がこれを停止した。ロシア政府関係者は交渉再開に前向きだと述べているが、米国政府関係者は関心を示していない。

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