エルドアン大統領、フィンランドとスウェーデンのPKK支援の証拠をNATO加盟国に提示
2022年6月19日 09:28 GMT
アンカラ(スプートニク) - トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、アンカラがテロ組織と見なすクルド労働者党(PKK)の戦闘員に対するスウェーデンやフィンランドの財政・政治支援に関する特別文書を、来るNATOマドリード首脳会議で提示すると、トルコ紙サバーが日曜日に報じた。
同紙によると、エルドアン大統領は、シリアとイラク北部での軍事作戦で捕獲した、スウェーデン製の対戦車砲AT-4の写真やシリアルナンバーなどの証拠を提示する予定。トルコ大統領はまた、この敵対的な立場が続く限り、NATOはフィンランドとスウェーデンと同盟関係を築くことはできないと述べるだろうと、同メディアは付け加えている。
5月18日、フィンランドとスウェーデンは、ウクライナ危機によって打ち砕かれたヨーロッパの安全保障状況の変化の中で、数十年にわたる中立性を放棄してNATO加盟申請書を提出した。トルコは、ヘルシンキとストックホルムが長年にわたってPKKを支援してきたことを理由に、加盟申請の審査プロセスを妨害した。
同紙はまた、エルドアン大統領がギリシャとの緊張の高まりの問題を首脳会談の議題に挙げるだろうと述べた。
マドリードでは6月28日から30日にかけてNATO首脳会議が開催される。
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