2022年6月22日水曜日

リトアニア、カリーニングラード封鎖を拡大

https://www.rt.com/russia/557581-lithuania-kaliningrad-traffic-blockade/

2022年6月21日 21:08

カリーニングラードへの通過制限は、鉄道と道路交通の両方に影響を与えていると当局者は述べている

リトアニアがカリーニングラード州への貨物輸送に課している制限は、すでに道路交通に影響を与えていると、ロシアの飛び地の当局者が20日に述べた。

「貨物輸送の一部制限は、リトアニアを通過する道路車両にも適用される。鉄道輸送と同様、これらの貨物は海上輸送しかできない」と同州政府の報道機関は述べている。

リトアニアの国有鉄道会社は、欧州委員会のガイドラインを引用して、リトアニアとロシアの他の地域との間の制裁物資の流れを禁止し、ビリニュスは土曜日に制限を実施し始めた。

ビリニュスとEUの双方は、今回の制限により、同地域とロシアの他の地域との間の貨物流通の約50%に影響が及ぶと予想されるが、これは「封鎖」ではなく、ウクライナ紛争をめぐりEUが科した反ロシア制裁の実施に過ぎないと主張してきた。

「欧州委員会がある国に対して勧告を行うことについて話しているのではない。これは、加盟国が対ロシア制裁に関して下した決定を実行に移すということだ。リトアニアは基本的に、制裁体制下で行うべきことを行っている」と、欧州委員会のエリック・ママー首席報道官はその日のうちに述べた。

ロシア政府は、ビリニュスの動きを「経済封鎖」と非難し、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、「この決定は前例がなく、あらゆることに違反する」と述べた。

ロシアの安全保障理事会のトップであるニコライ・パトルシェフは、進行中の「封鎖」に対して反応があると宣言し、「モスクワが取るべき不特定の行動は リトアニアの人々に深刻な負の影響を与える」と述べた。

「もちろん、ロシアは敵対的な行為に対応する。適切な措置は準備中であり、近い将来採用されるだろう」と、パトルシェフは火曜日にカリーニングラードを訪問した際、記者団に語った。

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