英国、福島からの食品輸入を許可へ
https://www.rt.com/business/558072-uk-lift-ban-fukushima-food/
2022年6月29日 13:03
英国は水曜日から日本の福島県からの食料輸入を許可すると、ガーディアンはボリス・ジョンソン首相を引用して報じた。これは、2011年に起きた福島第一原子力発電所の事故以降、同地域からの輸入が制限されていたのを解除するものだ。
ジョンソン首相は、火曜日にドイツで開催されたG7サミットの傍らで、岸田文雄首相と会談し、「明日、ついに、英国の店頭に福島産の製品を並べることができるようになったことを嬉しく思う」と述べた。
英国は11年前、チェルノブイリ以来世界最悪の原発事故が発生し、福島原発で3度のメルトダウンが発生した後、福島からの輸入を禁止した。
しかし、その後、徐々に規制が解除されてきた。今回、残る措置が解除されるのは、キノコを含む23品目と報じられている。英紙ガーディアンによると、英国の大手スーパーチェーンのテスコとウェイトローズは、福島産の食品を販売する予定はないと述べたが、イングランド、スコットランド、ウェールズの日本食レストランや日系店舗では販売されると報じられている。
福島産の農産物についてEUの規制を受けている北アイルランドは、規制を維持する予定だ。
大惨事の後、福島県当局は食品の安全基準を世界で最も厳しいものに強化したと主張している。ジョンソン氏の発表に対し、東京都は、"英国政府が科学的根拠に基づいてこの決定に至ったことは、被災地の復興を支援するものであり、歓迎する "と述べた。
他の国々は、この地域から食品を輸入することにそれほど熱心ではない。中国、ロシア、韓国、インドネシア、台湾は、福島産の農産物の輸入制限を続けている。一方、英国は、食料と燃料の価格高騰により、生活費の危機に瀕している。英国国家統計局の最近の調査によると、国民の約半数が節約のために食料品の買い物を控えているという。
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