2022年7月3日日曜日

トルコは、NATOとの合意後、数十人の引き渡しを望んでいる。

https://www.rt.com/news/558081-turkey-extraditions-sweden-finland/

2022年6月29日 15:24

アンカラの「テロリスト」懸念に対処することに合意した後、スウェーデンとフィンランドに要請が送られると大臣は述べた。

トルコはスウェーデンとフィンランドから身柄を引き渡してほしい33人を特定し、北欧諸国との覚書に署名した後、彼らの身柄を確保する努力を新たにすると、ベキル・ボズダグ法務相が水曜日にメディアに語った。

「PKKメンバー6人とFETOメンバー6人の書類はフィンランドで、FETOメンバー10人とPKKメンバー11人の書類はスウェーデンで待機している」と、アナドル通信が引用して伝えた。 「合意後に再び彼らの引き渡しについて書き、彼らに思い出させるだろう」と述べた。

彼が使った頭字語は、クルドの過激派運動「クルディスタン労働者党」と、米国に拠点を置くトルコの聖職者フェトフッラー・グレンの影響力ネットワークの略称である。アンカラはこの2つをテロ組織とみなしている。PKKはトルコ政府に対して数十年にわたるゲリラ戦を展開し、一方FETOはトルコで2016年に起きたクーデター未遂を演出したとしてアンカラに非難されている。

トルコ政府はスウェーデンとフィンランドを「テロリストをかくまっている」と非難し、NATO加盟を阻止すると脅した。今週、3カ国がトルコの懸念に対処することを約束する覚書に署名したことで、その障害は一見取り除かれたように見えた。

ボズダグ氏は、この文書でスウェーデンとフィンランドの加盟プロセスが終了したことを意味しないと警告し、同国が「テロ組織の培養器」にならないよう戦うと述べた。彼は、ヨーロッパで活動しているとされる標的集団のネットワークに資金を提供することに言及しており、両政府はその根絶を約束した。

フィンランドのサウリ・ニーニスト大統領は12日、この覚書には引き渡し予定の個人のリストは含まれていないと述べた。また、同大統領は、トルコに容疑者を引き渡すかどうかについては、欧州の法律に基づいて政府が判断することになるだろうと述べた。スウェーデンのマグダレナ・アンデルソン首相も、自国の政策について同様の発言をした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム