ロシアが東部で大規模な軍事演習を公開、戦力はウクライナに影響されないと意思表示
水曜日、7月27日、2022 - 06:45 午後
ロシアは来月、極東地区で大規模な軍事演習を行う計画を明らかにした。ロイターのコメントでは、この演習は「ウクライナで行われている戦争から何千マイルも離れた場所」で行われるという。
火曜日の国防省の声明によると、大規模な訓練を実施する軍の能力は、隣国ウクライナでの特別作戦(現在6ヶ月が経過した戦争)に影響されないままである。
国防省は、軍隊が日常的な訓練を中止したり、削減したりする必要がなかったことを説明し、「(ウクライナの)特別軍事作戦にはロシア連邦軍の一部しか参加しておらず、その数は最高司令官によって定められたすべての任務を果たすのに十分であるという事実に注目してもらいたい」と述べている。
ロイターはこの発言についてこう観測している。
ボストーク(東方)演習は、8月30日から9月5日まで行われる。ロシアは、5ヶ月に及ぶウクライナでの高価な戦争にもかかわらず、全領土の防衛に焦点を当て、軍事的には通常通りのビジネスを維持する能力があるというメッセージを送ることを意図している。
NATOは、ボストーク演習を「ロシア軍が2009年以来展開している戦略的演習のシステムの一部」と定義している。これは、ロシアの5つの軍管区のうち4つの軍管区で持ち回りで実施される4つの名称の年次戦略演習のうちの1つである。
これらのイベントは、主要な軍事大国に対して短期間で大規模な紛争を行い、潜在的な敵対者に影響を与えるための、政府全体および全国的なロシアの取り組みのごく一部であると、NATOのウェブサイトは述べる。
2018年、東方戦争ゲームはロシア軍と中国軍の関係強化を強調するために利用され、PLA軍の参加が拡大していることから、西側諸国では深い警戒心を引き起こした。Vostok 2022には、これまでと同様に中国とモンゴルの参加が含まれる可能性が高い。
一方、ウクライナ東部のドンバス全域を支配下に置こうとするロシア軍の士気や兵力不足の問題を強調する記事が、このところ主要メディアで相次いでいる。しかし、モスクワ側は「崩壊しているのはウクライナ側であり、事実は逆だ」と反論している。
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