ロシア、ノルドストリーム・ガスタービンの修理はどうしようもないと発言
https://oilprice.com/Latest-Energy-News/World-News/Russia-Says-It-Cant-Help-With-Nord-Stream-Gas-Turbine-Repairs.html
By Tsvetana Paraskova - 2022年8月1日、午後2時30分CDT
修理する必要があるが、ロシアはこの点でほとんど何もできないと、ペスコフ報道官は月曜日にロシアの記者団に語った。
クレムリンは、ガスプロムがすでに述べたことに付け加えることはない。緊急の修理が必要であり、さらに違法な制裁と制限によって引き起こされた人為的な困難があると、ペスコフは付け加えている。
ガスタービンメーカーのシーメンス・エナジー社は、ガスプロム社から故障の報告は受けていないため、設備は正常に稼働していると考えるしかないとしている。
先週、ガスプロムが10日間の定期メンテナンスを終えてパイプラインを40%の容量で再稼働させた後、ロシアがノルドストリーム経由のガス供給をわずか20%に減らすと発表したため、欧州の天然ガス価格は記録的に急騰した。ヨーロッパへのガスの流量がさらに減少していることについて、ロシア側は、コンプレッサーステーションの別のタービンが修理に出され、カナダが修理から戻したタービンはまだ設置されていないと説明している。
ロシアのガスプロムは今週末、「ガス引出しのために定められた条件に違反したため」ラトビアへのガス供給を停止したと発表したが、違反の内容については詳しく説明していない。これにより、ラトビアもロシアからの供給が断たれたEU加盟国のひとつとなった。ラトビアは、ロシアの動きが自国のガス供給に与える影響はほとんどないとしている。
一方、EUは加盟国およびEUの消費者に対し、冬の暖房シーズンに間に合うように各国がガス貯蔵所を満たすため、自発的にガスおよびエネルギーの消費を減らすよう促している。
Gas Infrastructure Europeのデータによると、7月30日現在、EUの貯蔵量は69%近く満たされている。欧州最大の経済大国であり、ロシアのガスの最大の買い手であるドイツの貯蔵量も68%を超えていた。EUでは、10月までにガス貯蔵量を80%、できれば11月までに90%満タンにすることが目標とされている。
ツベタナ・パラスコヴァ著 油価.comより
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