日本国債10年ものを3日間誰も売買していない
https://www.zerohedge.com/markets/nobody-has-traded-10y-japanese-govt-bonds-3-days
水曜日、10月12日、2022 - 午前07時00分
ベンチマークである10年もの日本国債(JGB)の夜間取引は、3日連続でノートレード(ゼロ!)だった。
これは、ベンチマークとなった1999年以来、最長の出来事である。
日本国債の取引量は、日本銀行が利回りを抑えるために国債の大部分を買い占め、今では日本国債全体の50%弱を保有しているため、ここ数年途絶えている。
あるベテラン国債トレーダーが内々に語ったように、「現物市場はもう存在しない」。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券によれば、FRBが積極的な金融引き締めに転じると利回りが上昇すると予想されるため、トレーダーは基準10年債を取引するインセンティブにも欠けるとのことだ。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のストラテジスト、稲留勝敏氏は「日銀の固定金利オペは日本国債の取引所と化している」と述べた。
「プレーヤーは大口購入もする確かな買い手を見つけることが保証されている。
インフレ懸念が世界の債券市場に波及し、日本国債のビッドアスク・スプレッドは3月以降爆発的に拡大した(しかし日銀は依然として緩和政策の枠組みから抜け出せない)...。
最後に、流動性の低下という問題は日本国債に限ったことではないことに注意したい。
バンク・オブ・アメリカのアナリストは今月のメモで、米国債市場の取引量の縮小は世界の金融安定にとって最大の脅威の一つかもしれないと警告している。
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