2022年10月27日木曜日

クレムリン、ウクライナ国境への米軍配備に反発

https://www.rt.com/news/565376-russia-us-troops-romania/

2022年10月26日 14:53

ワシントンの軍事的存在はロシアの安全保障を脅かし、無視できない、とプーチン大統領報道官が警告

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は2日、ルーマニアへの米軍配備はロシアの安全保障に対するリスクを高めるものであり、モスクワは対抗策を講じるよう促されると述べた。ペスコフ報道官は、ウクライナとの国境にあるルーマニアに駐留している米陸軍第101空挺師団について言及した。

ペスコフ報道官は記者団に対し、「アメリカ軍が国境に近づけば近づくほど、我々の危険性は高まる」と指摘した。さらに、モスクワは安全保障の枠組みを構築する際に、このような軍の存在を織り込んでいると述べた。

ペスコフ氏は、このようなロシアの目の前にある配備は「予測可能性と安定に寄与しない」と繰り返した。

先週、CBSニュースに語ったところによると、第101空挺師団の司令官達は、ロシアとNATOの間で直接的な紛争が勃発した場合、ウクライナに入ることを躊躇しないと言った。

第101空挺師団からは、合計で約4700人の米兵が欧州に派遣されている。ルーマニアでは、「スクリーミング・イーグルス」というニックネームを持つ同師団が、NATOの部隊と地上・空中での実弾演習を行っている。

指揮官によると、同師団はウクライナでの戦闘に最も近い米軍部隊で、ロシア軍を積極的に監視しながら、現地で「何が起こっているかを正確に再現する」ための訓練を実施しているという。

NATOは紛争当事者ではなく、ウクライナに軍を派遣しないと繰り返し表明している。6月下旬、イェンス・ストルテンベルグ事務総長は、米国が主導するこの国が、厳戒態勢の部隊を4万人から30万人以上に大幅に増強すると発表した。

ロシアによるウクライナでの軍事作戦が始まって以来、NATOはキエフに何十億ドルもの軍事援助を流し、最新鋭の兵器を提供してきた。

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