ロシア、英国に「危険な結果」を警告

https://www.rt.com/russia/565883-russia-summons-uk-ambassador/

2022年11月 3日 15:52

モスクワは英国特使を召喚し、ロンドンにウクライナ軍を訓練しないよう注意した

ロシアは、先週クリミアでロシアの黒海艦隊を攻撃したウクライナ軍に英国が訓練を提供したという主張について、デボラ・ブロンナート駐モスクワ英国大使を呼び出した。

ロシア外務省は同外交官に「不動の抗議」を提示し、ロンドンの敵対的な行動は「予測不可能で危険な結果につながる可能性がある」と警告したと、同省のウェブサイトで1日に発表された声明で述べている。

「英国を紛争の直接の当事者にする危険性のある侵略行為が続く場合、英国側はその否定的な結果と両国間の緊張の高まりに対して単独で責任を負うことになる」と同省は述べている。

この動きは、ロシア国防省が、クリミアのセヴァストポリ海軍基地でロシア艦船への空中・海上ドローン攻撃を行ったウクライナ軍の訓練を、英国の教官が指導したと主張した後のことである。この襲撃で掃海艇が損傷した。

この問題に詳しい人物は1日、RTに、艦長やミサイル専門家を含むウクライナ海軍の上級士官のグループが、9月に英国の基地で2週間の訓練コースを終了していたと語った。このコースは公式には地雷除去訓練とされていたが、ウクライナ人に「英国製の最新型無人水中車両」の使い方を教えることに重点を置いていたという。

ロシア外務省は、英国人職員が黒海のオチャコフ港とオデッサ港でウクライナのフロッグマンと水中解体専門家の訓練を支援していたとの声明を発表した。土曜日、英国国防省はこの疑惑を否定した。