2022年11月8日火曜日

ドミトリー・メドベージェフ元ロシア大統領、ウクライナの核開発再開の脅威を語る

https://www.rt.com/russia/566062-medvedev-ukraine-nuclear-weapons/

2022年11月7日 11:17

ドミトリー・メドベージェフ元ロシア大統領は月曜日、ウクライナの核開発再開の脅威は、ロシアが2月下旬に軍事作戦を開始せざるを得なかった重要な理由の一つであると述べた。

ロシアのソーシャルメディア「Vkontakte」に寄稿した同氏は、ウクライナ当局がソ連崩壊後に受け継いだ核兵器を放棄する決定を下したことについて、いまはむせび泣いていると言う。

現在、ロシアの安全保障理事会副議長を務めるメドベージェフ氏は、「キエフは、ワシントンの御主人様の圧力に屈してこの決断を下した」と述べた。また、故レオニード・クラフチュク大統領から現職のウラジーミル・ゼレンスキー大統領まで、すべてのウクライナ大統領がこの措置を強制されている、と付け加えた。

しかも彼は、キエフはロシアと自国民に対して核兵器を使用することを「極悪非道にも喜んでいる」と明言する。

「核開発を再開すると脅した。れが特別軍事作戦を実施する理由の一つである」と主張した。

メドベージェフ大統領はまた、ウクライナと、核兵器を保有する国として初めて自発的に放棄した南アフリカとの間に、契約書を作成した。メドベージェフ大統領は、アパルトヘイト体制が崩壊した後、南アフリカ共和国の新しい民主主義当局が「国民、近隣諸国、世界全体に対して責任ある主権的な立場をとった」と指摘し、「今日、彼らは核兵器を放棄したことを後悔していない」と述べた。

「彼らは30年前の選択を後悔しておらず、それを誇りに思い、その模範によって他の人々に道を示している」とも述べた。

1994年のブダペスト・メモランダムでは、ウクライナは米英露に侵略された場合に「支援を提供する」と約束する代わりに、ソ連時代の核兵器を放棄した。また、3カ国は自らウクライナを攻撃しないことを誓った。

しかし、ロシア政府関係者は、この文書はNATOの東方拡大によって損なわれ、モスクワの重要な安全保障上の利益が脅かされたと繰り返し述べている。さらに、2月末のウクライナ紛争開始前、ゼレンクシは、キエフが数十年来の非核保有国としての誓約を破棄し、原子兵器を放棄する決定を撤回する可能性があると示唆した。 

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