2022年12月22日木曜日

日本、3200億ドルの軍事ロードマップを発表

https://www.zerohedge.com/political/japan-unveils-320-billion-military-roadmap-dude-strategic-challenge-posed-china

月曜日、12月19、2022 - 07:45 午後

第二次世界大戦以来、事実上軍隊を持たなかった日本が、金曜日、3200億ドルの計画を発表した。

ロイター通信によると、新計画は完成までにおよそ5年かかり、日本は現在の予算に基づいて、アメリカ、中国に次いで世界第3位の軍事費負担国になるという。予備部品やその他の軍需品の備蓄、輸送能力の拡大、サイバー戦争能力の開発などが含まれることになる。この契約は、日本の新しいミサイル部隊を構成する長距離ミサイルの開発の先頭に立つと予想される三菱重工業に利益をもたらすだろう。

三菱重工はまた、先週発表された日本、イギリス、イタリアの共同プロジェクトで、BAEシステムズ社やレオナルドSPA社とともに日本の次期戦闘機を製造することになっており、56億ドルの割り当てを受ける。

外国企業も恩恵を受けるだろう。日本は、レイセオン・テクノロジーズ社製の艦載型米国製トマホーク巡航ミサイルを、新しい抑止力の一部にしたいと言う。

今後5年間の日本の軍事ショッピングリストには、弾道ミサイル防衛用の迎撃ミサイル、攻撃・偵察用ドローン、衛星通信機器、ロッキード・マーチン社のF-35ステルス戦闘機、ヘリコプター、潜水艦、軍艦、大型輸送機などが含まれている。-ロイター

岸田文雄首相によると、日本は「歴史の転換点」にあり、軍の増強は「我々が直面している様々な安全保障上の課題に対する私の答え」だという。

ロシアは中国に台湾への攻撃を促す前例を作り、近隣の日本列島を脅かし、高度な半導体の供給を妨げ、中東の石油を供給するシーレーンに支障をきたす可能性があると、政府は懸念している。-ロイター

「ロシアのウクライナ侵攻は、武力行使を禁じた法律に対する重大な違反であり、国際秩序の根幹を揺るがした」と戦略文書には書かれており、「中国がもたらす戦略的挑戦は、日本がこれまでに直面した最大のものだ」と付け加え、北京が台湾を制圧するために武力を使うことを排除していないことを指摘している。

航空自衛隊の永岩俊道元司令官は、「ウクライナ戦争は、戦いを継続することの必要性を示しており、それは日本がこれまで準備してこなかったことだ」と述べた。「日本はスタートが遅く、400メートル走で200メートル遅れているようなものだ。」

一方、別の国家安全保障文書では、日本は現在の国際秩序に対する脅威を抑止するために、アメリカやその同盟国と緊密に協力することを約束した。

ラーム・エマニュエル駐日米国大使は、「首相は、インド太平洋における安全保障の提供者としての日本の役割について、明確で明白な戦略的声明を出している」と述べ、日本の抑止力の隣に大文字のDをつけた。

金曜日に台北で日台交流協会の大橋光夫会長と会談した台湾の蔡英文総統は、日本との防衛協力の拡大を期待していると述べた。

総統府は、「台湾と日本が、国防や安全保障、経済、貿易、産業変革などの様々な分野で、新たな協力の実績を作り続けることを期待している」と述べた。-ロイター

「これは日本にとって新しい方向性を示している。適切に実行されれば、自衛隊は本物の、世界レベルの有効な戦力になる」と、2008年に日本艦隊を指揮した元海上自衛隊の幸田洋次提督は言う。

岸田氏の計画では、5年間で防衛費をGDPの2%程度に倍増させる予定だ。それ以前の水準は、1976年に設定された1%という自主的な支出制限であった。防衛省の予算は、現在の公共支出全体の約10%にまで増加することになる。

この計画を実現するために、岸田氏率いる与党は金曜日、たばこ税と法人税、災害復興所得税の増税を発表した。

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