ロシア西部上空で米国製ミサイルを破壊-モスクワ
https://www.rt.com/russia/568518-harm-missiles-intercepted-belgorod/
2022年12月19日 13:51
ロシア国防省が月曜日に発表したところによると、米国製のAGM-88 HARM航空機搭載型対レーダーミサイル4発が、ウクライナと国境を接するロシアのベルゴロド地方上空で撃墜された。
ドネツク、ルガンスク両人民共和国とザポロージェ州のロシア防空当局が、米国製HIMARSランチャーとソ連設計のUraganシステムによるロケット弾6発を迎撃した。
Vyacheslav Gladkov知事によると、ウクライナ軍が日曜日に同名の地域のベルゴロド市などを砲撃し、1人が死亡、10人が負傷したことを受けてのニュースである。
グラドコフ知事は自身のテレグラム・チャンネルで、住宅や工業用建物75棟、自動車約40台が損壊したと書き込んだ。
グラドコフ氏によると、砲撃は月曜日も続き、シェベキノ市の住民約14,000人が停電しているという。また、一晩でさらに2人が負傷したという。
ウクライナと国境を接するベルゴロドやその他のロシア地域は、モスクワが2月下旬に隣国での軍事作戦を開始した後、繰り返し攻撃を受けている。
複数の米報道機関が先週、米国防総省がキエフにMIM-104パトリオット防空ミサイルシステムを供給する計画を最終決定していると報じた。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官はこれに対し、もし納入されれば、このシステムはロシア軍の正当な標的として扱われるだろうと述べた。
ロシアの通信社RIA Novostiは金曜日に、同国のベルゴロド、クルスク、ボロネジ地域とクリミアへの攻撃に使われた無人機に、米国企業SpektreWorks社製の部品が含まれていたとする調査資料を引用した。
タイムズ紙は先週、米国の国防関係者の話を引用し、ペンタゴンはロシア領土への長距離攻撃を黙認していると述べた。アントニー・ブリンケン米国務長官は以前、ホワイトハウスがロシア本土への攻撃を奨励しているわけではないと主張していた。
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