2022年12月22日木曜日

モスクワ、非友好国からのトラック輸送禁止を拡大へ

https://www.rt.com/business/568286-moscow-ban-trucks-unfriendly-countries/

2022年12月18日 06:19

ロシア政府は、モスクワに同様の制限を加えている国の企業に対する道路による貨物輸送の禁止を延長すると、RBKが報じた。

10月に導入され、12月31日に期限切れ予定だった禁止措置は、2023年6月30日まで延長される。

禁止令により、EU、ノルウェー、ウクライナ、英国の企業は、ロシアを経由した陸路での貨物輸送ができなくなった。制限は、二国間輸送とトランジット輸送の両方に適用され、第三国の領域への貨物輸送や第三国の領域からの貨物輸送にも適用される。ロシア国内の最終受取人への物品配送はまだ行われているが、国境で貨物を外国のトラックからロシアやベラルーシの車両に積み替えなければならない。

禁止措置は、今年初めに欧米の対モスクワ制裁の一環として、これらの国々がロシアのトラックに対して同様の制限を課したことに対応するものである。

ロシア運輸省と産業貿易省は、この報道についてコメントを控えている。

ロシアに拠点を置く国際道路運送業者協会ASMAPのエフゲニー・アンチポフ副代表によると、ロシアのトラック運転手に制裁を課した国々は国際法に違反しており、報復措置が必要と述べている。

モスクワの相互乗り入れ禁止のおかげで、ロシア企業はロシアを通過するルートの一部で欧州貨物の配送に参加する機会を得ており、欧米の制裁による経済的損失を相殺するのに役立っている。

ロシア自動車輸送連合のヴァレリー・アレクセーエフ副会長はRBKに、「輸送業者に仕事を与え、国境での積み替えのために(商品の)価格は上昇せず、(禁止令は)配達時間にわずかな影響を与えただけ」と述べた。

禁止令は、さまざまな種類の食品、製造品、特定の非食品など、一部の製品を免除している。また、ロシアの飛び地であるカリーニングラードへの貨物輸送も制限の対象外となっている。


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