2023年4月22日土曜日

ロシアはNATOに支援された「テロのオーケストラ」と対峙している、とニカラグアのオルテガさん

https://sputnikglobe.com/20230420/russia-facing-off-against-a-nato-backed-orchestra-of-terrorists-nicaraguas-ortega-says-1109696053.html

ニカラグアの大統領は、1979年から1990年まで、そして2007年から現在に至るまで、一貫してモスクワとの協力関係を推進し、ヤンキー帝国主義に反対してきた。

ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、ロシアは米国とNATOが連携した「テロリストのオーケストラ」との紛争に従事していると述べている。

「NATOはロシアに嫌がらせをし、より多くの武器と基地でロシアを取り囲み、米国は国際テロリストのオーケストラを指揮している」とオルテガ大統領は水曜日にニカラグアの祝日であるピースデーの演説で語った。

ロシアのラブロフ外相のラテンアメリカ歴訪中に会談したオルテガは、ウクライナ危機はロシアに安全保障を提供する平和的解決が必要であると強調した。「ロシアが望むように、世界の人々が望むように、ブラジルやメキシコ、中国の習近平国家主席のような国々が掲げるように、私たちも平和を望んでいます」と述べた。

「ロシア連邦は平和のための戦いを行っている。国家に対してではなく、ウクライナでクーデターを起こし、ロシア人に戦争を仕掛け、その土地で生まれたロシア人を迫害したファシスト、ナチスに対して。」と、ニカラグア大統領は述べた。

オルテガ大統領は、長い間恐れられてきた「第三次世界大戦」がすでに進行中であり、米国とヨーロッパの同盟国が「ロシアを消滅させるためにウクライナを利用している」と懸念を表明した。第二次世界大戦中、ドイツでヒトラーが党を結成したときも同じで、誰もヒトラーを批判したり非難したりはしなかった。むしろ、欧米の大資本がヒトラーを支援し、ソ連との闘いを支援し、ヒトラーが指導者となった。」これは、戦時中に欧米がナチスの危険性を認識したときに初めて変わったとオルテガは言う。

今日、ヨーロッパの国々は、自分たちを「沼地」に追いやったアメリカの「外人」の家来になるのはもう嫌だと、徐々に認識し始めている、とオルテガは指摘する。

「フランスがアメリカの政策に従い続けることはできず、自国の政策、自国の力を形成しなければならず、道具にはならない、とフランス大統領は言っている」とオルテガは語った。

ニカラグア大統領はまた、EUの広範な対ロシア制裁が、同国の経済発展と貿易を阻止できなかったと語った。

「ロシア連邦とニカラグアの協力について言えば、ロシア国民が世界の人々と連帯する態度は明らかである。彼らは、第二次世界大戦中に連帯の最大のデモンストレーションを行った。」

ラテンアメリカ歴訪の一環として水曜日にマナグアを訪問したラブロフは、ニカラグアの人々が平和の日を迎えたことを祝福し、「国家のクーデター未遂を防ぐために捧げられた日」であることを想起した。「このクーデター未遂事件は5年前に発生し、外部から積極的に支援されたが、ダニエル・オルテガに率いられたニカラグアの人々はこの状況に耐え、社会の安定を取り戻した。安定を損なおうとした者たちは敗北した。」

「私たちは、現在ウクライナ周辺で起きていることや、アジア太平洋地域をはじめとするNATOを含め、世界のどの地域でも、すべての人に自分の意志を押し付けようとする西側の試みを知っている。ニカラグアや他の友人たちとともに、我々はそれに対抗し、今日の世界においてそのような行為が許されないことに注意喚起する」とラブロフは語った。

ラブロフのニカラグア訪問は、ニカラグアのデニス・モンカダ外相による先月のモスクワ訪問に続くもの。ロシアの外務大臣に迎えられたモンカダとそのホストは、食糧安全保障とエネルギー・インフラ・プロジェクト、ウクライナ危機、そして「2つの兄弟国の関係強化」のための努力について話し合った。

ロシア、中国、キューバなど米国以外の同盟国との関係を強化するオルテガ政権の努力は、数十年にわたりワシントンのとげとげしい存在となった。1980年代、CIAはオルテガに対する残忍なゲリラキャンペーンを後援し、1990年にオルテガの政党であるサンディニスタ民族解放戦線(FSLN)を敗北させた。オルテガは2007年に政権に復帰し、ラテンアメリカにおける米国の覇権に代わるものを再び模索した。2018年、オルテガの反対派は暴力的なクーデターを試みた。クーデター計画はバチカンやUSAIDを通じた米国の利益によって支えられていたことが後に明らかになった。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム