2023年6月8日木曜日

ゼレンスキー、国連の冷遇にショック

https://www.rt.com/russia/577668-zelensky-criticizes-un-kakhovka-dam/

2023年06月7日 21:14

ウクライナ大統領は、カホフカ・ダムの大惨事の後、国連がキエフの嘆願を無視したと非難した。

ゼレンスキーは、カホフカ・ダムの破壊による洪水で、国連と赤十字が無策であるとして非難した。また、キエフとモスクワが互いに非難している妨害行為と思われる行為によって、ウクライナは軍事的に何も得ることはないと主張した。

水曜日にドイツのBILDメディアとのインタビューで、ゼレンスキーは、災害が何時間も続いているにもかかわらず、国連と赤十字は「そこにいない」と述べた。ゼレンスキーは、この2つの組織は「人命を救う最初の組織であるはずだ」と強調した。

「私たちは(救援要請に対して)何の反応も得ていない。私はショックを受けている」と付け加えた。

ゼレンスキーによると、両団体は基本的にこの事態から手を洗ったという。

ゼレンスキーはまた、ダムの破壊が自軍に有利に働いたという主張も退けた。ゼレンスキーは記者団に対し、「結果的に悪くなったかどうかはわからない」と述べた。

さらに、水力発電所は現在ロシア軍が保有しており、キエフはモスクワに対する非難を物的証拠で裏付けることができないと強調した。

一方、ロシアのプーチン大統領は、この「野蛮な行為」をウクライナとその西側支援者のせいだと非難した。これに先立ち、モスクワは自軍がダムを爆破したことを強く否定した。

アントニオ・グテーレス国連事務総長は、火曜日の声明で、ダムの破壊を「記念碑的な人道的、経済的、生態学的大惨事」と表現した。

グテーレス事務総長は、「国連は事件に至った状況について独立した情報にアクセスできない」と指摘し、責任の所在を明らかにするにとどまった。

グテーレスはまた、国連が「人道的パートナーとともに、ウクライナ政府と連携して被災地への支援を急いでいる」と述べた。

赤十字は、水曜日のツイートで、「赤十字ウクライナの同僚が、ノヴァ・カホクヴァ・ダム破壊後の洪水で被害を受けたコミュニティの支援と避難のために24時間体制で活動している」と発表した。

援助団体は、「人道的対応を最もよく支援できる方法を検討している」と付け加えた。

カホフカダムは火曜日の朝に一部が破裂し、ドニエプル川の流路に沿った複数の町や村に洪水を引き起こした。

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