ウクライナ工作隊 アンモニアパイプラインを爆破
https://sputniknews.jp/20230607/16218218.html
2023年6月7日, 20:54 (更新: 2023年6月7日, 21:41)
現地時間6月5日21時頃、ウクライナの工作員がトリヤッティ(露)オデッサ(宇)間に敷設の露産アンモニア輸送用パイプラインのハリコフ州を通過する区画を爆破した。7日、ロシア国防省が発表した。
ロシア国防省は今回の爆破をテロ行為と断定。これにより、民間人の犠牲者が出ており、現在、必要な医療行為が施されている。ロシア軍側にも死傷者は出ていない。
現在、ウクライナ領内に敷設のパイプラインの損傷箇所から残留しているアンモニアを除去する作業が行われている。
ロシア外務省は、現場へのアクセスを考慮した場合、損傷個所の修理には最大3ヶ月かかるという。
パイプライン復旧に唯一、全く関心を示さなかったのがウクライナ政権であり、爆破直後、ゼレンスキーは「問題は解決できる」との声明を表したものの、アンモニア輸送再開の用意があるという意志表明はなされていない。
5月、ロシアは穀物取引合意の再延長の条件の一つとして、トリヤッティ−オデッサ間のアンモニアパイプラインの運転再開を要求した。その後、ウクライナは、穀物取引の商品と港の数がより拡大されれば、ロシア産アンモニアの自国領土の通過を再開すると述べた。ロシア外務省は、そうした形での条件では穀物取引の延長はできないと強調していた。
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