嘘つきブリンケン：米国は新冷戦も中国の体制変更も求めていない

https://sputnikglobe.com/20230619/blinken-claims-us-not-seeking-new-cold-war-nor-to-change-chinese-system-1111279088.html

北京（スプートニク） - アントニー・ブリンケン米国務長官は月曜日、米国は新たな冷戦を求めず、中国のシステムを変えたいわけでもないと表明した。

中国の習近平国家主席との会談で、米国は2022年のバリ島でのG20サミットで両国の首脳が設定した議題に戻ることを約束すると述べた。

中国外務省が引用したように、米国は新たな冷戦を求めず、中国のシステムを変えようとせず、同盟関係を強化することで中国に抵抗しようとしないというジョー・バイデンよる公約を、ワシントンは引き続き約束すると指摘した。

さらにブリンケンは、米国は台湾の独立を支持しておらず、中国との対立に踏み込む計画もないと述べている。

中国の指導者は、人類の未来と運命は、中国と米国が正しい共存の道を見出すかどうかにかかっていると述べた。

「人類の未来と運命は、米国と中国が共存のための正しい道を見つけられるかどうかにかかっている 」と、習近平は北京でのアントニー・ブリンケンとの会談で述べた。

中国の指導者は、両国の共通の利益を大切にすべきであり、一方の国の成功は他方の国にとって脅威ではなく、チャンスであると強調した。

北京はワシントンの利益を尊重し、それに挑戦したり、取って代わろうとすることはないと習近平は述べ、米国も同様に中国を尊重し、その正当な権利と利益を害さないようにすべきであると付け加えた。

習近平は、国際社会がワシントンと北京の関係のあり方を懸念していることを指摘した。

「今、国際社会は中国と米国の関係を懸念しており、両国の対立を見たくない、どちらかを選びたくない、中国と米国の平和的共存、友好、協力を望んでいる」と習近平は語った。

北京は、ワシントンが中国に対して理性的で現実的な姿勢を取ることを望んでいる、と主席は会談で述べた。

習主席はまた、中国と米国の関係があらゆる困難を乗り越えられることへの期待を表明した。

「中国は中米関係が健全で安定したものになることを望み、2つの大国があらゆる困難を乗り越え、相互尊重、平和共存、互恵協力を基礎として、互いに仲良くする正しい道を見出すことができると信じている」と習主席は述べた。