ハンガリー首相がウクライナに反転攻勢の中止を呼び掛け、「血の海になる」
https://sputniknews.jp/20230603/16182000.html
2023年6月3日, 11:03
ウクライナ軍が反転攻勢を開始する前にこの動きを阻止する必要がある。ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相がラジオKossuthで呼びかけた。
オルバン首相はラジオの中で次のように発言した。
「思うに反転攻勢が始まる前に、双方に矛を収め、停戦交渉を開始する必要性を納得させなくてはならない。さもないと我々は実に多くの命を失う」
オルバン首相によると、ウクライナ軍は反転攻勢に際して多くの命を失うことになるという。戦場の常識として、攻撃する側の損失は守備する側の3倍に達する。ロシアの人口は1億3000万から1億4000万であるのに対し、ウクライナの人口は3000万から4000万であることを考えると、失敗は目に見えており、ウクライナが血の海になることは必死だという。
またハンガリー政府はSNSに停戦交渉を呼びかける動画を公開し、次のように呼びかけた。
「数万の子供が孤児となり、数十万の家が破壊され、1000万人以上が祖国を離れたが、戦争は続き、容易に世界的規模に達しうる。戦争はもう十分だ。停戦こそ破壊に終止符を打つ。停戦交渉こそ命を救う。平和の時がやってきた」
なお、動画の中でハンガリー政府はクリミア半島をロシア領として提示している。
ハンガリーは衝突以降、一貫してロシアへの制裁発動、ウクライナへの兵器供与に反対を唱えてきた。
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