2023年6月28日水曜日

ロシアのトップ議員、反乱逃亡者の処罰を望む

https://www.rt.com/russia/578802-wagner-volodin-duma-punishment/

2023/06/27 15:19

ワグネル・グループの反乱で国外に逃亡した公務員は働くべきではない、と国会議長が言う。

ロシア下院のヴャチェスラフ・ヴォロディン議長は、ワグネル民間軍事会社(PMC)による反乱の失敗時にロシアを脱出することを選択した公務員は、国を裏切ったのであり、責任を負うべきだと述べた。

「私たちは皆、この困難な時に国を離れた人々を非難する」とヴォロディン議長は火曜日の議会で述べた。

「これらの人々がしたことは裏切りであり、特にロシア国家に雇用されている人々はそうだ。」と彼は言う。

「この場合、国家のために働くことは彼らのためにならない。」

ヴォロディン議長は、下院安全委員会と法執行機関に対して、「公務員、政府機関、株式会社、企業で重要な地位にある者が最近出国したかどうかを分析し、この情報を公表するように。」と指示した。

ロシアから隣国グルジア、アルメニア、カザフスタン、その他いくつかの目的地への航空券の値段は、PMCによる反乱の報道を受け、何人かが逃亡したため、土曜日に急騰した。

5月にロシアがウクライナから戦略都市アルチョモフスク(バフムト)を占領するのに貢献したワグナー・グループは、金曜日遅くに反乱を起こした。PMCのエフゲニー・プリゴージン代表は、ロシア国防省が彼の会社を解散させたがっているため、反乱を命じたと述べた。ワグネル部隊はロストフ・オン・ドンにあるロシア軍司令部を掌握し、武装した輸送隊をモスクワに向かわせた。

土曜日の夜、プリゴジンがベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領との会談後、彼の部下が野営地に戻ると発表したため、反乱は収まった。ミンスクによれば、この交渉はプーチンと緊密に連携して行われた。

クレムリンによれば、プリゴジンは合意に基づきロシアを離れ、ベラルーシに行くという。また、反乱に参加したワグナー部隊は訴追を免れると付け加えた。

連邦保安局(FSB)は火曜日、ワグナーとプリゴージンに対する刑事事件が取り下げられたことを確認した。プーチン大統領によると、PMCの兵士たちは現在、ロシア国防省やその他の治安機関と契約を結ぶか、帰国するか、ベラルーシに移住するかの選択を迫られている。

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