2023年7月6日木曜日

無人機によるモスクワ攻撃は米国の支援なしに不可能

https://news.antiwar.com/2023/07/04/russia-says-ukrainian-drone-attacks-on-moscow-not-possible-without-us-support/

ロシア軍、モスクワを攻撃した複数の無人機を撃墜したと発表

by Dave DeCamp 2023年7月4日

ロシア外務省は火曜日、ウクライナの無人機によるモスクワやロシア国内への攻撃は、アメリカとNATOの支援なしには不可能であると述べた。

ロシア軍が火曜日の朝にモスクワを攻撃した5機のドローンを撃墜したと発表した。この攻撃による死傷者は報告されていない。

「これらの攻撃は、アメリカとNATOの同盟国によるキエフ政権への支援なしには不可能である」とロシア外務省は述べた。さらに同省は、アメリカとNATOは「ドローン操縦士を訓練し、このような犯罪を犯すために必要な情報を提供している」と付け加えた。

アメリカとNATOがロシア国内でドローン攻撃を可能にしているかどうかは定かではないが、西側諸国が何らかの形で関与している兆候はある。2022年12月のロシア空軍基地へのドローン攻撃の後、Asia Timesの報道はNATO諸国の軍事情報源を引用し、ドローンは標的を攻撃するためにアメリカの衛星GPSデータを使用したと述べた。

ウクライナの保証にもかかわらず、米軍の装備はロシア領内の攻撃にも使われている。ロシアのベルゴロド州では5月22日、米軍の装甲車とNATO軍の小銃を使った国境を越えた攻撃が行われた。米国の武器で武装した攻撃に関与したグループのひとつであるロシア義勇軍には、公然たるネオナチや白人ナショナリストのメンバーが含まれている。

ニューヨーク・タイムズ紙は先月、バイデン政権はウクライナのロシア国内での攻撃が戦争をエスカレートさせることをもはや懸念していないと報じた。同政権は以前、このような作戦がロシアのNATO攻撃につながることを懸念していた。米国とNATOがこうした攻撃を可能にしているとロシアが認識すれば、エスカレートのリスクは非常に高くなる。

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