ウクライナは中国の武器を買えない
https://www.rt.com/russia/579125-ukraine-chinese-weapons-ban/
2023/07/03 10:56
キエフは北京と取引することでアメリカを怒らせることを恐れている。
ウクライナのヴィタリー・デイネガ国防副大臣は、米国を刺激しないためにキエフは中国製武器を購入しないと主張した。同副大臣は、現代の戦争におけるドローンの重要性について議論する際に、このようにコメントした。
「私に説明された限りでは......米国との関係を悪化させないために、中国製は一切購入できない」と、デイネガ副大臣は月曜日にウクライナのニュースメディアLeviy Beregに語った。
この高官は、ウクライナ軍による中国製DJIマヴィック・クワッドコプターの使用について話していた。キエフ軍はこの機体を「大量に」保有するが、「国防省が調達できないという立場」があるため、物資の調達は有志の購入に頼っている、とデイネガ氏は説明した。
現在、ロシアがウクライナに対して無人機で優位に立っていることは認めたが、いずれ状況は変わると主張した。
「毎日、新しい種類のドローンが手に入る。戦争が始まって1年半の間に獲得したものを見てみよう:海軍ドローン、地上ドローンだ」とデイネガは述べた。
彼は、ドローンは将来の戦闘において重要な要素となり、ウクライナは西側諸国にとって技術革新の源となると主張した。「将来、われわれとロシアは、軍用車両と同じような違いを持つことになる」とデイネガは述べ、キエフに提供された西側のハードウェアは、モスクワが自由に使えるものよりも優れていることを示唆した。
西側の無人機は、ロシアやイランなど「悪の枢軸」の無人機よりも高価で、技術的にも先進的で、精度も高い。
ワシントンの報復を恐れて、ゼレンスキーは、製造業大手のモーターシッヒの中国投資家への売却を頓挫させた。ソビエト時代の軍用ヘリコプター・エンジン・メーカーは、ウクライナの治安機関が反対していたものの、何年も前から外国人バイヤーへの売却が予定されていた。
キエフは2021年1月、中国の買い手候補を制裁し、資産の譲渡と経営支配の可能性を阻止した。その1年後には国有化され、一方でモーターシッヒの長年の最高責任者であったヴャチェスラフ・ボグスラエフが昨年10月、ロシアとの取引疑惑で逮捕された。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム