2023年8月25日金曜日

イラン、軍事装備の国産比率を明らかに

https://sputnikglobe.com/20230824/iran-reveals-what-percentage-of-its-military-equipment-is-homegrown-1112867766.html

24.08.2023

1979年以前の武器供給国からの数十年にわたる制裁圧力に直面し、イスラム共和国は重要な軍事装備を可能な限り国産化した。過去40年以上にわたって、イランの防衛産業は世界トップクラスのミサイル、防空システム、無人機をほとんどゼロから作り上げてきた。

イランは軍備の10分の9を国産する、と国防省高官が明らかにした。

レバノンのメディアに対し、国防省のレザ・タライ・ニク報道官は、1979年のイラン革命以来、イランは「兵器の輸入国から、軍事的に必要なものの約90%を製造する国へと変貌を遂げた。」と述べた。

タラエイ=ニク氏は、イランは防衛技術において世界のトップ10に入る国であるとしながらも、その装備は防衛のためにのみ使用され、「いかなる戦争も起こしたことはないし、これからも起こすことはない。」と強調した。イランはまた、「自国の独立と安全を断固として守るための努力を惜しまない。」と述べた。

この報道官の言葉通り、イランは1795年にペルシャ軍がグルジアのトビリシを占領し略奪して以来、他国を侵略していない。イランは1979年以降、1980年から1988年にかけての残虐なイラン・イラク戦争を含むいくつかの防衛戦争に参加し、外国に支援されたいくつかの反乱軍も参戦した。イランはまた、2006年のレバノン・イスラエル戦争でレバノン民兵を支援するため、そして2012年以降、外国に支援されたさまざまなジハード主義者と戦うシリア軍を支援するため、精鋭のイスラム革命防衛隊クッズ部隊のアドバイザーを派遣した。

世界有数の科学大国として知られる現代のイランは、大規模で複雑な軍産複合体を築き上げ、高度な偵察機や攻撃用無人機、高度な軍事衛星、防空システム、ラムジェット式巡航ミサイル技術、さらには極超音速ミサイルの数々を披露してきた。イランは、2019年にホルムズ海峡のイラン領空上空で米国のスパイ用ドローンを撃墜し、2020年1月に米国がクドス部隊司令官カセム・ソレイマニを暗殺した後、隣国イラクの2つの米軍基地に約12発の弾道ミサイルを発射するなど、米国に対しても、自国の利益を守るために武器を使用することを躊躇しない。


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