2023年9月13日水曜日

クーデター後の仏軍活動、ガボンで再開

https://www.rt.com/africa/582855-france-gabon-military-operations/

2023年9月12日 16:44

セバスティアン・ルコルヌ仏軍相はメディアに対し、「ケースバイケースで作戦は継続している。」と述べた。

アリ・ボンゴ大統領を退陣させたクーデターを受け、1週間以上前から中断していたガボンでのフランス軍の活動が再開されていると、フランス軍省が月曜日に発表した。

フランス軍のセバスティアン・ルコルヌ大臣はAFP通信に対し、「ケースバイケースだが、行動はシュウ々に再開されている。」と語った。

パリは9月初め、ガボン大統領選挙で長年の指導者であったアリ・ボンゴ氏が当選したと宣言された数時間後の8月30日に政権を奪取したガボン新政権との軍事協力を停止したと発表した。

クーデター指導者たちは選挙結果を無効にし、国家機関を解散させ、14年間在任し、3期目の任期を更新した大統領の支配を事実上終わらせた。

フランスは、旧植民地の軍事占領を非難し、ガボンの野党が「詐欺」とレッテルを貼った選挙結果を尊重するよう要求した。

ルコルヌは以前、フランスのフィガロ紙とのインタビューで、ガボン軍を訓練するためにリーブルヴィルに駐留しているパリの軍人の活動は、「政治状況がはっきりするまで」停止していると述べた。欧州諸国はガボンに約400人の兵士を駐留させている。

フランスは、7月のクーデターで両国間に緊張が走ったニアメから1500人の軍隊を撤退させるというニジェールの新軍事支配者の要求を何度も拒否している。

モハメド・バズーム大統領を退陣させたニアメのクーデター指導者たちは、パリが9月3日までにフランス軍を西アフリカの国から撤退させるという要求に応じなかったとして非難した。

エマニュエル・マクロン仏大統領は、ニジェールの軍事政権を「非合法な権威」と繰り返し呼び、月曜日には、退陣したバズーム大統領が要請した場合のみ、パリは軍を撤退させると述べた。

ブルームバーグによると、マクロン大統領は日曜日、インドのニューデリーで開催されたG20サミットで、「我々は、暴動主義者の宣言にいかなる正当性も認めない。」と主張した。

パリはガボンの新当局と協力することに同意したようだ。以前、フランス陸軍大臣はル・フィガロに、リーブルヴィルの状況はニジェールの状況とは比較にならないと語っている。

「非合法な兵士が合法的に選出された大統領を退陣させたニジェールの状況と、選挙法と憲法を遵守していないことが軍部の動機であるガボンの状況を同列に扱うことはできない。というのも、実際、この国の選挙の誠実さには疑問があるからだ。」

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