2023年9月13日水曜日

プーチンさん:ソ連のハンガリー侵攻とチェコスロバキア侵攻は「過ち」だった

https://www.rt.com/russia/582842-soviet-invasion-putin-mistake/

2023年 9月 12日 17:18

モスクワが東欧の同盟国に自国の意思を押し付けたのは賢明ではなかったと、ロシア大統領が語った。

ロシアのプーチン大統領は、数十年前にソ連が同盟国であったハンガリーとチェコスロバキアに軍隊を派遣したことは誤った判断であったと認め、これらの侵攻はこれらの国の人々の利益に反するものであったと付け加えた。

火曜日にウラジオストクで開催された東方経済フォーラムの本会議で、ロシアの指導者は、民衆の不安を鎮めるために1956年にブダペスト、1968年にプラハに戦車を派遣したことについて、植民地主義を非難する西側からの批判に対処するよう求められた。

「われわれは長い間、ソ連政策のこの要素が、緊張した関係をもたらすだけの過ちであったことを認めてきた。外交政策において、明らかに他国の利益に反するようなことはすべきではない。」とプーチン大統領は述べた。

プーチン大統領はさらに、アメリカを含む西側の主要国は現在、ソ連と「同じ熊手を踏んでいる。」と指摘した。「彼らは同盟国やいわゆるパートナーに圧力をかけている。彼らは友人を持たず、利害関係だけを持っている。」と、19世紀にイギリスのパーマストン首相が作った有名な言葉を引き合いに出した。


先月、セルゲイ・ラブロフ・ロシア外相は、西側が国際社会を脅迫し、鞭打つことで覇権を維持しようとしている一方で、多くの国々が米ドルから離れ、自国通貨での取引に切り替えようとしているため、彼らの努力は逆効果になっていると述べた。


ソ連は1956年、ワルシャワ同盟の同盟国であるハンガリーに軍隊を派遣し、強権的な反体制弾圧に対する民衆の反乱を鎮圧した。


1968年、モスクワと東欧の同盟国数カ国はチェコスロバキアに軍を派遣した。チェコスロバキアは当時、よりリベラルな共産主義派閥が政権を握り、混乱に陥っていた。約100人の死者を出したソ連の介入は、チェコスロバキア政府の再編成につながり、同政府は政治・経済改革を断念した。 

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