2023年9月13日水曜日

NATO、冷戦後最大の軍事演習をロシアに接近して準備中

https://www.zerohedge.com/military/nato-prepares-biggest-military-exercise-cold-war-and-close-russia

2023年9月12日火曜日 - 午後10時11分

2024年初頭に予定されているNATOの軍事演習ステッドファスト・ディフェンダーは、冷戦終結後ヨーロッパで最大の軍事演習になる。フィナンシャル・タイムズ紙が月曜日に報じた。

ロシアも西側も一歩も引く気配を見せない中、ウクライナでの戦争はますます予測不可能である。

現在NATOがバルト海で実施している小規模な「北方海岸」戦争ゲームと同様、ステッドファスト・ディフェンダー24訓練は、軍事同盟がロシアの侵略に直面した場合にどのように対応するかをシミュレートする。

NATO当局者は、この演習は「同盟が戦う準備ができていることをモスクワに示す一環である。」

ステッドファスト・ディフェンダーは2月と3月に実施される予定で、ドイツ、ポーランド、バルト三国(後者はロシアと国境を接している)のさまざまな場所で行われることから、モスクワは挑発行為とみなす可能性が高い。この巨大な戦争ゲームの詳細を伝えるFT紙の報道によれば:

「来年春に開始され、500から700の空戦ミッション、50隻以上の艦船、約4万1000人の兵士が参加する。」

「ロシアが主導する連合軍をモデルにした敵に対する潜在的な作戦をモデル化するように設計されており、訓練の目的のためにオッカサスと名付けられた。」

バルト海沿岸は、NATOがますます軍事力を誇示し、演習を増やしている場所であり、ロシアにとって非常に重要な場所である。昨年のディフェンダー訓練はそれまでで最大規模であり、年々拡大し続けている。

NATOは、サンクトペテルブルク近郊と重度に軍事化されたカリーニングラード諸島に基地を持つロシア艦隊にとって重要な海上ゲートウェイであるバルト海の支配を着実に強めている。」と7月のポリティコ・レポートは説明している。

冷戦時代、バルト海の西端に位置するデンマークとドイツだけがNATOに加盟していた。1999年にポーランドがNATOに加盟し、2004年にはバルト三国が加盟したことで、バルト海南岸の大部分は同盟の管理下に置かれることになった。

ロシアは、黒海で大規模な訓練を行うことで、こうしたゲームに「応戦」することもあった。ロシアの軍艦が黒海からウクライナに向けてミサイルを発射していることから、現在、黒海西部地域は戦争状態にある。

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