ロシア人は土地との強いつながりを共有している

https://www.rt.com/business/582349-russia-agriculture-harvesting-poll/

2023年 9月 5日 13:49

世論調査によると、都市に住む人々は農業活動を楽しんでいる。

ロシア国民の大多数が農業に親しみ、土壌に強い親近感を抱いていることが、ロシアの大手農業金融機関ロッセルコズバンクの調査で明らかになった。  

同銀行は9月初めに調査を実施し、1000人以上からの回答を集計した。  

その結果、ロシア人の85％が少なくとも一度は農作物を収穫した経験があり、15％が収穫したことはないが、そのような経験をしてみたいと回答した。  

ロッセルコホズバンクによると、調査対象者の60％以上が自分の土地や家族の区画で食物を栽培しており、さらに23.7％が職業として農業に携わっていると答えた。  

「植物を育てたり、苗を扱ったりできる自分の土地を持つことは、役に立つだけでなく、楽しいことでもある」と回答者の多くが語っている。

この調査を実施した研究者たちは、都市生活者の多くが一代目か二代目で農村出身であることから、ロシア人は遺伝的に「土が好き」であることを示唆している。  

近年、ロシアでは多くの人が食生活を意識し、健康的な食品を食べるようになり、自然食品への関心も絶えず高まっている、と報告書は結論づけている。  

ロッセルコズバンクによれば、ロシアは食料生産に関してはほぼ完全に自給自足しており、世界の農業市場で大きなシェアを占めている。昨年、ロシアは食品輸出全体の3分の1以上を占め、穀物が最も輸出された農産物であることがデータで示されている。