2023年9月8日金曜日

米国、ニジェールのクーデター指導者の暗殺を検討

https://www.rt.com/russia/582521-us-assassinations-niger-svr/

2023年 9月 7日 12:49

ワシントンのスパイたちは、かつての方法に戻りつつある、とロシアの対外情報機関が主張している。

米国政府は、7月下旬に政権を奪取したニジェールの新軍事政権の指導者を暗殺するかどうかを検討している、とロシア対外情報庁(SVR)が警告した。

ホワイトハウスはニジェールの旧フランス植民地での出来事に「満足していない」が、ニジェールの地域近隣諸国による軍事介入に頼りたくない、とロシア対外情報庁が木曜日に発表した評価は主張している。ワシントンは、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)による軍事行動よりも、代理人による「湿式」解決策の方が望ましいと考えている。

ECOWASは、追放されたモハメド・バズーム大統領を復職させるため、ニジェールに侵攻すると脅しているが、まだ行動を起こしていない。エマニュエル・マクロン仏大統領は先週、ECOWASによる軍事行動を支持すると述べた。

SVRは、「アメリカの特殊部隊の代表が、ニジェールで殺人を実行できる相手と直接話し合っている」と主張している。ペンタゴンの学校で特別な訓練を受け」、暫定指導者の側近に属する人物が候補に挙がっている。

CIAには外国での暗殺未遂の記録がある。コンゴの指導者パトリス・ルムンバとキューバの指導者フィデル・カストロは、1970年代に教会委員会によって明らかにされたように、複数のアメリカによる殺人計画の標的だった。

ジェラルド・フォード大統領は1976年の大統領令で、アメリカ政府の職員が政治的暗殺計画に参加することを明確に禁止した。ジミー・カーター大統領は1978年にこの禁止令を拡大し、「ワシントンのために行動する」人々を加え、ロナルド・レーガン大統領は1981年にこの表現から「政治的」を削除した。

「ホワイトハウスは、アフリカの意外で不快な地政学的覚醒に直面した後、昔から言われているような解決策に頼ることにしたようだ。」とロシア調査庁は主張した。

ロシア調査庁は、アメリカ政府はニジェール政権に対するいかなる行動も、「民主主義の強化」のために行うだろうと示唆した。

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