2023年9月4日月曜日

夢見るスパイパンツ

https://www.rt.com/news/582300-spy-pants-us-intelligence/

2023年 9月 3日 15:04

音声、映像、位置情報を記録できる衣服の開発を目指す最先端プロジェクト

米国国家情報長官は、さまざまなデジタル技術を取り入れた画期的な衣服の開発を支援すると発表した。

先月発表された声明によると、「スマート電動ネットワーク繊維システム」(SMART ePANTS)と呼ばれるこのプログラムは、ハイリスク・ハイリターンの研究活動を専門とする情報高等研究計画局(IARPA)によって監督される。

米国政府関係者によれば、この取り組みは、他の既製服と同じような感触と機能を持ちながら、音声、ビデオ、位置情報を記録できるテキスタイルを作ることを目的としているという。最終的な目標は、「犯罪現場や軍備管理検査など、危険でストレスの高い環境において、迅速かつ安全に活動する能力を妨げることなく、隊員や第一応答者を支援する」技術である。

開発契約は、非営利団体のSRIインターナショナル、マサチューセッツ工科大学(MIT)、企業のArete、Nautilus Defense、Leidosを含む5つの組織に授与された。国防総省によると、ノーチラス社は1160万ドル、ライドス社は1060万ドルのSMART ePANTSの開発契約を獲得し、2025年1月までに完成する予定だという。他の3社との契約額は公表されていない。

ペンタゴンの画期的なプロジェクトに関する著書でピューリッツァー賞の最終選考に残ったアニー・ジェイコブセンは、このプログラムについて『インターセプト』紙に、ワシントンが進めているこれらと同様の長期的な構想は、「冷蔵庫にスパゲッティを投げつけるようなもの」だと語った。「くっつくかもしれないし、くっつかないかもしれない。

アメリカはすでに、デジタル技術を衣服に組み込もうとしている。2021年、米陸軍兵士ナノテクノロジー研究所とマサチューセッツ工科大学(MIT)は、マイクロスケールのデジタルチップのおかげで、衣服に縫い付けるとユーザーの行動に関するデータを保存、分析、共有できるプログラム可能な繊維を開発した。

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