米国がウクライナの腐敗を大きな脅威と考えている
戦略文書リーク
2023年10月3日火曜日 - 午後10時05分
著者:Dave DeCamp via AntiWar.com、
ポリティコが月曜日に報じたところによると、流出したアメリカ政府の戦略は、バイデン政権がウクライナの腐敗を公にしているよりもはるかに懸念していることを示している。
国務省は、ウクライナのための統合国別戦略(Integrated Country Strategy for Ukraine)の22ページに及ぶ公開版をひっそりと公開した。同戦略は、腐敗撲滅に重点を置いた米国のウクライナ政策の長期目標を概説している。「ウクライナは汚職の竜を退治しなければならない。」
Politico』誌によると、秘密裏に作成された同戦略は3倍の長さがあり、ウクライナの汚職について論じる際にはさらに強い表現が使われている。
「高水準の汚職の認識」は、「ウクライナ国民と外国の指導者の戦時政府に対する信頼を損なう可能性がある」と機密文書は警告している。
ウクライナは長い間、汚職で悪名高い国だったが、アメリカはロシア侵攻以来、何百億ドルもの武器と経済援助を注ぎ込んできたため、この問題を軽視しようとしてきた。しかし、最近の汚職スキャンダルでウクライナの接待が再び話題となり、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が最近国防相と6人の国防副大臣を解任するなど、大量解雇が行われた。
POLITICOの取材に応じたある米政府高官は、ウクライナの汚職に関して「舞台裏で正直な会話が交わされている。」と認めた。
別の米政府高官によると、バイデン政権はウクライナ政府高官と、「汚職に取り組み、ウクライナを民間投資にとってより魅力的な場所にするための改革」を今後の経済援助の条件とする可能性について話し合っている。
この政府関係者によれば、軍事援助の条件付けについては議論されていない。
戦略で説明されているウクライナの他の長期目標には、ウクライナの軍隊がNATOの基準を採用することや、ウクライナの国内防衛産業を確立することなどがある。
同戦略は「国家レベルの抵抗計画」の策定も求めている。これは、ロシアがさらに領土を拡大した場合、アメリカが反乱軍を支援する。国務省は、Politicoの質問に対し、この点を明らかにしなかった。
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