中国のエネルギー大手がウクライナの「戦争スポンサー」リストに加わった
https://www.rt.com/news/583984-ukraine-blacklist-chinese-energy/
2023年10月 3日 22:44
キエフは、ロシアとの石油・ガス取引をめぐり、西側諸国が北京に圧力をかけることを望んでいる。
キエフ政府が、ロシアにある子会社に税金を納めさせることでモスクワの戦争に協力していると非難したため、中国の大手石油・ガス複合企業3社が火曜日、ウクライナのブラックリストに追加された。
ウクライナの汚職防止国家機関(NACP)は、中国海洋石油総公司(CNOOCグループ)、中国石油化工集団(シノペックグループ)、中国石油天然気集団(CNPC)を「国際的な戦争支援者」のリストに追加すると発表した。
NACPによると、シノペックはPJSC'SIBUR'ホールディングの株式を10%保有しており、2023年上半期に3億4700万ドル相当の税金をロシア国家に支払った。アムール・ガス・ケミカル・コンプレックスLLCにも40%出資しており、2022年に3,000万ドルの税金を支払った。
NACPによると、CNPCはヤマルLNGやArctic LNG-2、Power of Siberiaガスパイプライン、Skovorodino-Mohe-Daqing石油パイプラインなど、ロシアと複数の共同プロジェクトを持っており、ヤマルLNGだけでも2022年に11億4000万ドルの税金をモスクワに納めている。
ウクライナの機関は、ブラックリストを「強力な風評被害ツール」であり、銀行や保険会社が使用する「ワールドチェック」データベースでのリスク評価を上げることで、事実上、企業を威嚇し、ロシアとの取引をやめさせると説明した。
北京政府はNACPによる火曜日の措置にまだ反応していない。この措置は、オンライン市場のアリババ、電気通信会社のシャオミ、中国国家建設工程総公司のブラックリストに続く。
月曜日、ウクライナはハンガリーのOTP銀行をリストから除外した。ブダペストは、同銀行のブラックリスト入りを、5月以来キエフに対するEUの軍事援助5億ユーロ(5億2300万ドル)を保留する正当な理由として指摘している。
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