2023年12月26日火曜日

メドベージェフさん:キエフへの安全保障は紙くず

https://www.rt.com/russia/589642-security-guarantees-ukraine-useless-medvedev/

2023/12/25 09:24

紙くずだが、二国間協定やウクライナにおけるNATO基地の可能性につながる、とメドベージェフ氏

ロシアのメドベージェフ元大統領は月曜日、ウクライナに対する西側の安全保障はそれ自体役に立たないが、ウクライナにNATOの軍事基地を建設する道を開き、モスクワとの直接衝突を引き起こすと述べた。

G7のメンバーによって初めて採択された安全保障宣言は、ウクライナの防衛産業基盤の強化や情報共有の枠組みだけでなく、キエフへの軍事支援を約束している。モスクワはこの文書を「ロシアの安全保障への侵害」と非難している。

ロシアの安全保障理事会の副議長を務めるメドベージェフ氏は、EUに安全保障を提供するよう説得するキエフの計画を、「反ロシア的なコンセンサスを作り出そうとする新たな働きかけ」と呼んだ。

この宣言には「何の付加価値もない。これは単なる公式声明であり、役立たずの紙くずだ」と述べた。

メドベージェフによれば、この文書はキエフと西側諸国との二国間安全保障協定の締結に道を開く。こうした協定は、武器生産協力や軍事訓練など、キエフの「ネオナチ」にとって有益なプログラムにつながる。

そのような協定は、ウクライナに軍事基地を設置するような「クレイジーな」西側諸国を誘惑する可能性さえある、と彼は付け加えた。「NATOには加盟させないし、ロシアとの戦争も望まない。」

NATO諸国とモスクワを巻き込んだ大規模な紛争への道を開く、とメドベージェフは考えている。「ロシアがそのような基地を攻撃したとき、基地の軍人はわれわれと戦うためにやってきたのだから、必然的に紛争になる。」

元大統領は、この特殊なケースにおいて、NATO条約第5条(NATOの一加盟国に対する攻撃は同盟国全体に対する攻撃と規定)には「多くの余地」が残されていると示唆した。NATOは「一緒に対応することもできるし、ウクライナの基地を所有する国に単独で対応させることもできる。」

元大統領の発言は、ゼレンスキー大統領府のアンドレイ・シビガ副代表が、オーストリア、クロアチア、ポーランド、ハンガリー、スロバキア、マルタの6つのEU加盟国が、キエフに対する安全保障をまだ支持していないと述べた後に発表された。

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