2024年1月26日金曜日

スイスはもはや中立ではない

https://www.rt.com/russia/591284-switzerland-not-neutral-lavrov/

2024年1月25日 16:56

セルゲイ・ラブロフ外相は、スイスはもはや中立国ではなく、公然と反ロシア的な国家安全保障戦略を追求していると示唆した。モスクワのトップ外交官は、ニューヨークでスイスのイグナツィオ・カシス外相と会談した後、モスクワとキエフの仲介役を務めることを申し出た。

ロシアは、自国の国益が考慮され、キエフが「現地の新しい現実」を認める限り、ウクライナとの和平交渉に前向きであると繰り返し主張している。モスクワは、2022年に一連の住民投票によってロシアに加盟した4つの地域をキエフが認めるべきと主張している。

キエフは和平交渉に消極的で、ゼレンスキーは、プーチンが大統領であり続ける間はモスクワとの交渉を禁止する法律に署名した。

水曜日に国連で記者会見したラブロフ外相は、カシス外相との会談で、スイスは「過去にそうであったように、どのような問題でも調停役を務めることができる」と説得したと述べた。 

「私は彼に、調停者は中立でなければならないと説明した」とラブロフは言い、「スイスは以前、軍事的中立性だけでなく、広い意味での中立性でも有名だった。」

しかし、ラブロフ氏によれば、スイス政府は今後3〜4年の国家安全保障戦略を採用することで、この中立性を放棄した。

スイスはEUやNATOといった国際的なブロックには正式には加盟していないが、それにもかかわらず、西側諸国がモスクワに科した制裁措置のほぼすべてに参加し、数十億ドル相当の資産を凍結し、2022年にロシアがウクライナで攻撃を開始した後は、キエフを積極的に支援した。

ベルンの会談仲介提案について、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官も、ウクライナを積極的に援助している国からの和平イニシアチブは「操作的」だと強調した。

「このような擬似的な活動や虚偽の声明は、平和を目的とした何らかの活動であるかのように見せかけるためであり、キエフ政権を支援する方法を模索するための予算の分割と同時に、武器の供給が続けられている。」と彼女は述べた。

ザハロワは、スイスの提案が誠実なものだと思われたいのであれば、ウクライナに武器を送り、紛争を煽るのをやめるべきだと強調した。さらにザハロワは、キエフを利用してロシアに「戦略的敗北」をもたらそうとしている連中と、和平構想の話をすることはできないと述べた。

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