2024年2月13日火曜日

ラファ侵攻はイスラエルの事情をとても複雑にする

https://sputnikglobe.com/20240212/rafah-invasion-to-complicate-things-for-israel-enormously-1116746737.html

月曜日未明、イスラエルはエジプトとの国境ラファ付近で爆撃作戦を開始した。

ガザの保健省によると、67人以上のパレスチナ人が死亡し、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はラファへの地上侵攻を約束した。ネタニヤフ首相は市民に安全な通路を与えると約束したが、170万人がどこに行くかは示していない。

トルコのバスケント大学のハサン・ウナル教授(政治学・国際関係学)は、スプートニクの『断層線』に対し、イスラエルのラファでの行動は、イスラエルにとって非常に複雑な状況になると語った。

世界の世論が今以上に反イスラエルになる、とウナルは主張した。

ボスニアでは、西側のチャンネルがボスニアから流れてくる醜い写真をすべて放送し始めた。国民は政府に行動を求めはじめた。

バイデンがイスラエルへの無条件支持で大きな代償を払う恐れが高まっている。

ウナルはまた、ラファへの侵攻はエジプトの長年のレッドラインであり、1978年のキャンプ・デービッド合意から離脱する可能性があると指摘した。

ウナルは、ネタニヤフ首相とその政府がイスラエルで指揮を執っている限り、事態が良い方向に進むとは思えないと語った。

「何が必要か話をすれば、それは明らかだ。用語は重要ではないが、2国家解決策が必要だ。」

しかし、それはイスラエルの入植者政策のために難しい、とウナルは主張した。イスラエルは)ヨルダン川西岸地区を中心に広がっている入植者グループを排除しなければならない。ガザとヨルダン川西岸地域の間に、どうやって実行可能な回廊を作るかは、また別の問題だ。

10月7日のハマスの攻撃以来、和平の見込みはかなり乏しく、改善されていない。ウナルは、この出来事で紛争は世界のレーダーにしっかりと映し出され、イスラエルにとって状況は持続可能なものではないと指摘した。

パレスチナ人を殺し続けることはできるかもしれない。全世界がイスラエルに敵対しているわけではないのに。


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