欧州国防当局者、「ウクライナに西側特殊部隊がいる」と発言

https://sputnikglobe.com/20240228/europes-defense-official-says-there-are-western-special-forces-in-ukraine---reports-1117027552.html

フランスのエマニュエル・マクロン大統領がウクライナに西側軍を派遣する可能性について発言したのは、ロシアに対する抑止力と曖昧さを作り出すためであり、西側の特殊部隊がウクライナにいることは「誰もが知っている」と、無名の欧州国防当局高官は火曜日、フィナンシャル・タイムズ紙に語った。

「ウクライナに西側の特殊部隊がいることは誰もが知っている。」

月曜日にパリで開催されたウクライナに関する会議の後、マクロン大統領は、西側諸国の指導者たちはウクライナに軍隊を派遣する可能性について議論しており、この問題について合意に達したわけでも、可能性を排除したわけでもないと述べた。ドイツ、イタリア、ポーランド、フィンランド、ハンガリーなどのNATO諸国は、マクロン大統領の発言から距離を置き、ウクライナに軍隊を派遣するつもりはないと強調した。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は火曜日、モスクワはフランス大統領の発言に注目しており、ロシアに戦略的敗北を与える必要性に関する彼の立場をよく知っていると述べた。

￥ロシアのラブロフ外相は、ウクライナへの軍事要員派遣の可能性について議論しているのは、キエフへの弾薬や武器の供給という形での支援を増やすという目に見える成果がないためだと述べた。

EU加盟国を含む西側諸国は、2022年2月にロシアがウクライナで特別軍事作戦を開始して以来、キエフに軍事・財政援助を行ってきた。クレムリンは、キエフへの武器供与の継続は紛争のさらなる激化につながるとして、一貫して警告を発してきた。