エイブラムス駆逐したロシア製ドローン「ピラーニャ」について知っておくべきこと

https://sputnikglobe.com/20240228/abrams-destroyer-all-you-need-to-know-about-russias-piranya-drone-1117034935.html

2023年3月にこの無人航空機が発表されて以来、4,000機以上のピラーニャ無人機が特別軍事作戦区域に納入されている。

ピラーニャ（ピラニア）無人航空機（UAV）は最近、ロシア軍がウクライナ初の米国製M1エイブラムス戦車を破壊するために使用した。

シンビルスク設計局は、ロシアのウリヤノフスク市でこのドローンを開発した。

このドローンについて他に何がわかっているのか、なぜユニークと呼ばれるのか？スプートニクが探る。

ピラーニャはFPV（一人称視点）神風ドローンであり、ゴーグル、ヘッドセット、モバイルデバイス、または他のデバイスにワイヤレスでビデオフィードを送信するカメラを搭載している。操縦者はドローンが飛行する環境を一人称視点で見ることができ、動画や静止画を撮影することができる。

ピラーニャの独自性

PiranyaがFPVの類似機と異なるのは、独自の周波数で動作することだ。

シンビルスク設計局の広報担当者によると、ピラーニャは電子戦のテスト中に制圧できなかった唯一のUAVである。

「我々は、ルガンスクへの出張と特別軍事作戦区域での我々の装備のテストの結果に基づき、ロシア国防省から、電子戦の影響に耐えることができる独自のビデオ送信機を持っているという公式の結論を得ている」と報道官は指摘した。

レンジと耐荷重

炭素繊維強化ポリマーで作られたこの無人偵察機は、最大15キロ（9マイル）の航続距離と最大4.5キロの搭載能力を持つ。UAVは、軽車両や装甲車両、壕、シェルター、要塞を破壊するように設計されている。

ピラーニャは、ランセット、イノホデッツ、オルランなどの特殊作戦区域で成功裏に使用されているロシアの最新ドローンの一つである。