2024年3月18日月曜日

ウクライナは防空ミサイルをほぼ使い果たした

https://www.rt.com/news/594371-ukraine-air-defense-us/

2024年3月17日12:52

ウクライナは西側の支援国に対し、一部の防空システム用の弾薬が3月末までにほぼ使い切られると伝えた。ワシントン・ポスト紙が米国当局者の話を引用して報じた。

情報筋によれば、キエフの代表は先月の安全保障会議でこの警告を発した。

以前はロシアが発射したミサイルの5発に4発を撃墜していたウクライナ軍だが、近いうちに5発に1発しか狙えなくなるかもしれない、と関係者の1人は主張している。

防空ミサイルの不足は、ウクライナの都市部の生活に大きな影響を与える。

ロシアは2022年秋以来、ウクライナの軍事目標、防衛産業複合施設、重要インフラに対して大規模なミサイルとドローンによるキャンペーンを実施している。ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は以前、攻撃の目的はウクライナの軍事的潜在力を潰すことだと述べた。

水曜日、モスクワの国防省は、米国が供給したパトリオット防空システムがウクライナのハリコフ地方でロシア軍によって破壊されたと発表した。先週には、ウクライナがロシアのドネツク人民共和国に配備したソ連時代のS-300防空システムに対する攻撃成功のビデオを公開した。

WaPoの取材に応じた米政府高官は、キエフがワシントンからさらなる軍事支援を受けなければ、過酷な有事の際にウクライナの戦線は壊滅的な打撃を受け、大量の死傷者が出る可能性があると警告した。

ジョー・バイデン米政権は昨年10月以来、ウクライナへの600億ドルの追加支援を押し通そうとしているが、メキシコとの国境警備のための資金増額を要求する共和党強硬派の抵抗は今のところ崩せていない。

モスクワは、米国、EU、およびそれらの同盟国によるキエフへの武器供与は、軍事作戦の目標達成を妨げるものではなく、戦闘を長引かせるだけであり、ロシアとNATOの直接対決のリスクを高める可能性があると繰り返し警告している。ロシア政府関係者によれば、武器の提供、情報の共有、ウクライナ軍の訓練は、西側がすでに紛争の事実上の当事者になっているという。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム