2024年4月26日金曜日

ポーランドの米核兵器は優先的な軍事目標になる - モスクワ

https://www.rt.com/russia/596553-ryabkov-nuclear-weapons-poland/

2024年4月25日 09:26

ワルシャワはNATO軍備の受け入れを望んでいる。

セルゲイ・リャブコフ外務副大臣は、ロシアはポーランドへの外国製核兵器の配備を主要な軍事目標とみなすだろうと警告した。

ワルシャワは、NATOプログラムの一環として核兵器を受け入れる可能性についてワシントンと協議している。アンドレイ・ドゥダ大統領は今週のインタビューで、ポーランドが核兵器を受け入れる意思があることを繰り返した。

モスクワは、NATOの核共有協定を拡大することは、本質的に深く不安定化させるものであり、事実ロシアを脅かすものだと考えている、とリャブコフは木曜日にタス通信から引用された。これは、米国が主導するブロックの非核兵器保有国が米国の核兵器を使用する訓練を受ける共同任務にも当てはまるし、ワルシャワの熱狂的な人々が話しているような、核兵器の常時配備にも当てはまる。

「ポーランドの政治家たちは、アメリカの核兵器配備を望んでいるが、そのような方向への転換は、ポーランドの安全保障の向上にはつながらないことを理解しなければならない。我が国の軍事プランナーは、核兵器配備を最優先事項として考える。」

ドゥダ大統領は月曜日、Fakt紙に対し、核兵器の一部をポーランドに駐留させるよう米国に個人的に要請したと語った。

「同盟国が、NATOの東側の安全保障を強化するために、核シェアリングの一環として核兵器をわが国の領土にも配備することを決定すれば、われわれはその用意がある。」

対抗勢力に属するドナルド・トゥスク首相は同日、大統領の発言を軽視し、ドゥダ大統領に発言の意図を明らかにしてほしいと述べた。

「このアイデアは非常に大規模なもので、非常に深刻だ。」と首相。「ポーランドに外国の核兵器を受け入れる具体的な計画はない。」と説明した。

公的な情報源によれば、アメリカは核重力爆弾の一部をNATOの非核保有5カ国に保管している。ベルギー、ドイツ、イタリア、オランダ、トルコである。ドゥダが所属する「法と正義」(PiS)率いるポーランドの前保守政権は、このクラブへの加盟を何年も求めてきた。トゥスクは市民綱領の党首で、昨年12月に首相に返り咲いた。

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