2024年5月16日木曜日

ゼロヘッジ:スロバキアのロバート・フィコ首相は生存、英メディアは暗殺未遂を正当化

https://www.zerohedge.com/geopolitical/slovakias-populist-prime-minister-robert-fico-has-been-shot

2024年5月16日(木) - 午前07時40分

更新(1840ET):フィコ首相は、水曜日の暗殺未遂事件による数発の銃創のため手術を受け、快方に向かっている。トマス・タラバ副首相はBBCに対し、

「今のところ命に別状はない。」と語った。「幸いなことに、私の知る限り、手術はうまくいった。」

ロバート・カリナック副首相はブリーフィングで記者団に対し、

「今回のテロが政治的動機による暗殺未遂であることは間違いない。」と述べた。

「国民の1部で意向を受け入れることができず、それを好まない集団が、今日の結果を招いた。」と、フィコフの政敵について語った。拘束された容疑者の取調べのビデオが広く出回っており、そこでジュライ・チントゥラと名乗る男は、政府の政策に「同意できない。」と自白している。 

この殺人未遂事件に関する西側メディアの報道は、興味深い。フィコはヴィクトール・オルバンとともに、ウクライナに関するNATOの方針に反対していた。

例えば、ジャーナリストのグレン・グリーンウォルドは、「ロバート・フィコ射殺事件に関するスカイ・ニュースの報道を聞いてほしい。彼がウクライナへの援助に反対していることを正当化しようとしているだけでなく、彼がクレムリンから金をもらっていることをさりげなくほのめかしている。このようなさりげない非難は西側諸国に蔓延しており、有害である。「非常に親ロシア的」とし、テロが起きても「驚くことではない」とする当該記事は以下の通り:

更新(1220ET):犯人の身元が国内メディアで明らかになり、実際に発砲されフィコ首相が倒れる瞬間の映像が1部のソーシャルメディアで公開された。

複数の地元メディアは、現場の映像や目撃者を引用して、スロバキア首相を撃った男はユライ・チントゥラという作家で活動家だと報じている。

明確な動機はまだ立証されていないが、チンチュラは親西側で社会的にリベラルな「進歩的スロバキア」党の1員だと言われている。

欧米の指導者たちから声明が相次いでいる:「ロバート・フィコ首相の銃撃事件に衝撃を受け、愕然としている。1日も早い回復を祈っている。私の思いは、ロバート・フィコと彼の愛する人々、そしてスロバキアの人々とともにある。」とNATOのイェンス・ストルテンベルグ総長はXで述べた。

犯人が身柄を拘束されている写真が公開された。また、警備員によって迅速に取り押さえられ、負傷しているようにも見える。

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